転職という選択肢
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転職の応募ボタンが押せない…押しても、まだ何も決まりません

taishokuzenya
結論から
応募ボタンは、契約書ではありません
押しても、面接に行く義務も、入社する義務もありません。
押せないのは慎重だからではなく、「押した先に何が起きるか」を知らないからです。
この記事で、その先を全部お見せします。

求人は見ている。

気になる会社もある。

でも、応募ボタンだけが押せない

タブを開いたまま、何日も経っている

そのうち募集が終わって、少しほっとしている自分がいる

この記事は、その状態から抜けるために書きます。

押せない理由は、だいたい4つです

自分がどれなのか、先に分けてください

押せない理由正体
落ちるのが怖い否定された気持ちになるのが嫌。いちばん多い理由
受かったらどうしよう実は落ちるより怖い。決断を迫られるのが嫌
もっといい求人があるかも探し続ける口実。永遠に終わりません
自分の経歴では無理そう応募前に自分で落としている。相手はまだ何も言っていません

2つ目が意外と多いです。

落ちるのが怖いと言いながら、実は受かるのが怖い。

受かってしまったら、いまの会社を辞めるかどうかを決めなければいけません

応募しなければ、その決断を先送りできます

もし心当たりがあるなら、問題は応募ボタンではありません

押した先に、実際に何が起きるか

ここが分かっていないから、怖く感じます

段階起きることやめられるか
応募ボタンを押す書類が送られるだけ。この時点では何の約束もしていません◎ やめられます
書類選考数日〜2週間。半分以上は通りません(普通のことです)
面接の日程調整ここで初めて予定が入ります◎ 辞退できます
面接1〜2回。会社を見る場でもあります
内定ここで初めて決断が必要になります◯ 辞退できます

見て分かるとおり、決断が必要になるのは、いちばん最後だけです。

応募ボタンは、そこまでの道を開くだけです。

もっと言えば
応募して書類で落ちれば、それで終わりです。
面接に呼ばれても、行くかどうかはそのとき決められます
内定が出ても、断ることができます

いま押しても、いま何も決まりません。

「落ちるのが怖い」への答え

先に、数字の感覚を持ってください。

中途採用の書類選考は、通らないほうが普通です。

全部通ると思っていると、数社落ちただけで心が折れます

落ちる理由の多くは、あなたの能力ではありません
もっと経験年数の合う人がいた
想定していた年収と合わなかった
配属予定部署の年齢構成に合わなかった
急に募集が止まった(社内の事情)
実は社内で候補者が決まっていた

中途採用は「優秀かどうか」ではなく「空いている枠に合うか」で決まります。
だから、落ちても否定されたわけではありません

原因の切り分け方は書類選考に落ちまくるときにまとめました。

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「受かったらどうしよう」が本音のとき

4つのうち、これがいちばん厄介です。

落ちるのが怖いなら、応募は増やせます

でも、受かるのが怖い場合は、応募しても止まります

面接の日程調整で返信が遅れる。

内定が出ても、返事を引き延ばす

心当たりがあるなら、問題は応募ボタンではありません

本当に決まっていないのは、この3つのどれかです
いまの会社を辞めるかどうか
何が嫌で辞めたいのか
次に何を求めているのか

この場合、応募より先にやることがあります

先に、辞めたい理由を紙に書く

紙に書くだけです。

① いまの会社で嫌なことを、思いつくだけ書く

② そのうち転職しないと解決しないものに丸をつける

③ 丸が残ったものが、あなたの転職理由です

丸が1つも残らないなら、いまは動かなくていいという結論もあります。

それが分かるだけでも、押せないモヤモヤは消えます。

進め方の全体像は初めての転職が怖いときにまとめました。

「もっといい求人があるかも」の止め方

これは、探し続ける限り終わりません

求人は毎日出るので、「もっといいもの」は常に存在します

止める方法は、基準を先に決めることです。

先に決める3つ
これがあったら無理(例:転勤/休日出勤/年収〇〇万円未満)
これがあれば十分(例:通勤1時間以内/土日休み)
どちらでもいい(例:社風/会社の規模)

この基準を満たしたら、その場で応募すると決めてください

「完璧な求人」を待つのをやめるということです。

そもそも、求人票だけで完璧かどうかは分かりません

分かるのは、面接で人に会ってからです。

「経歴に自信がない」への答え

応募前に、自分で落とさないでください。

求人票の「必須条件」は、希望であって、必ず満たさなければならない条件とは限りません

とくに、人が集まっていない求人では緩みます

「経験3年以上」と書いてあっても、2年半の人が受かることは普通にあります

もちろん、資格が必須の職種などは別です。

目安
必須条件の7割を満たしていれば、応募していいと考えてください。

10割そろうまで待っていると、その求人は他の人が取っていきます
判断するのは会社の仕事であって、あなたの仕事ではありません。

押した人が、あとから言うこと

実際に応募した人が、よく口にすることがあります。

「思ったより、何も起きなかった」

押した瞬間に、何かが変わるわけではありません。

画面に「応募が完了しました」と出るだけです。

その日は、いつもどおり仕事をして帰ります

翌日も、何も起きません。

数日たって、メールが1通届くかどうかです。

それでも変わることが、1つあります

「自分は動ける」と分かることです。

何ヶ月も押せなかった人にとって、これは大きい変化です。

求人を見るだけの日々と、1社出した日々は、気持ちがまったく違います

結果が出なくても、「止まっている」感覚だけは消えます

1社出すと、こう変わります
求人の見方が変わる(他人事でなくなる)
職務経歴書の直すべき場所が分かる
2社目のハードルが下がる
「まだ何も始めていない」という自責が消える

最後の項目が、いちばん効きます

今日、押すための3ステップ

全部やる必要はありません。

1つずつで構いません。

1. 「本命でない1社」に応募する

いきなり本命に応募すると、緊張して手が止まります

しかも、面接に慣れていない状態で本命に挑むのはもったいないです。

まず2番手・3番手に出す

落ちても痛くないところで、1回目を経験してください

2. 期限を決める

「今週中に1社出す」と決めてください。

締め切りがないと、永遠に「もう少し考えてから」になります

3. エージェント経由にする

自分でボタンを押すのがどうしても無理なら、担当者に応募してもらう形にできます

「この求人、出しておいてください」と言うだけです。

自分でボタンを押さなくて済みます。

面談の中身はエージェントの面談が怖いときにまとめました。

押せない人がやりがちな、遠回り

よかれと思ってやっていることが、実は先延ばしになっていることがあります

やりがちなこと実際
職務経歴書を完璧にしてから完璧にはなりません。応募しながら直すものです
資格を取ってから1〜2年過ぎます。応募に必須でないなら後回しで十分
口コミを全部読んでからどの会社にも不満を書いた人はいます。全部避けると応募先が消えます
求人サイトを見比べ続ける毎日新しい求人が出るので、終わりが来ません
周りに相談する意見が割れて、余計に決められなくなります

どれも、「まだ準備が足りない」という形をした先延ばしです。

準備が整うことは、たぶんありません
応募して、落ちて、面接に行って、そこで初めて何が足りないか分かります
机の上では分かりません。

1社目は、その材料を集めるために出すと考えてください。
そう思えば、落ちても損はありません。

口コミの読み方は転職の口コミサイトは信じていい?にまとめました。

こういう状態なら、押していい

3つ以上そろえば、迷う段階は過ぎています
辞めたい理由が、言葉になっている
必須条件の7割を満たしている
「これがあったら無理」を決めてある
職務経歴書が、下手でも一度は書けている
在職中に動いている(収入が止まっていない)

逆に、1つ目が曖昧なまま応募すると、面接で答えられません

「なぜ転職を考えているのですか」は、必ず聞かれます

そこだけは、押す前に一文にしておいてください

その一文は、正直でいい

きれいな理由をひねり出す必要はありません。

自分用のメモとして、本当のことを書く

企業に伝える言い方は、あとで整えられます

自分用(本音):残業が多くて、体力がもたない

企業向け:時間の使い方を見直して、長く続けられる働き方をしたいと考えています

この変換は、エージェントの担当者が手伝ってくれます

だから、本音のほうを先に決めておけば十分です。

よくある質問

Q. 応募したのに返事が来ません

中途採用では、不採用の連絡をしない会社があります。2週間経って何もなければ、次に進んでいいと考えてください。結果待ちの過ごし方は面接の結果待ちが不安なときにまとめました。

Q. 応募したら、その会社から電話が来ませんか

来ることがあります。在職中で出られないなら、応募時の備考欄に「平日日中は出られないため、メールでご連絡ください」と書いておいてください。これで、ほとんど防げます。

Q. 求人を見ること自体がつらくなってきました

それは、休んでいいサインです。毎晩求人サイトを開いて、応募せずに閉じる。これを繰り返すと、行動していないのに消耗だけしていきます。一度、1週間まったく見ない期間を作ってください

Q. 応募したあとで、やっぱりやめたくなったら

辞退できます。「検討した結果、今回は見送らせていただきます」の一言で終わります。理由を書く必要もありません。応募は契約ではないので、途中でやめても問題ありません

Q. 一度応募をやめた会社に、また応募できますか

できることが多いです。「前回は都合がつかず辞退しましたが、あらためて応募いたします」と一言添えれば十分です。むしろ、時間が経ってから戻ってくる人を悪く見る会社は多くありません。ただし、短期間に何度も辞退を繰り返すのは避けてください。

Q. 応募先を家族に言うべきですか

決めてから伝えると、反対されたときに引き返せません。「考えている」の段階で話すほうが、結果的にもめにくいです。伝え方は転職を家族に言えないときにまとめました。

Q. 何社くらい応募すればいいですか

並行して3〜5社が動かしやすいです。1社ずつだと、結果待ちの時間で消耗します。詳しくは転職は何社受けるべき?にまとめました。

Q. 応募先が同業なので、知り合いに見られないか心配です

応募した事実が外に漏れることは、通常ありません。採用担当者には守秘の意識があります。それでも心配なら、応募書類に「現職への連絡はお控えください」と一文添えておいてください。中途採用ではよくある依頼で、失礼にはあたりません。

Q. 在職中に応募して、会社にバレませんか

気をつけるところを押さえれば、まずバレません。バレる原因の多くは本人の振る舞いです。対策は転職活動は会社にバレる?にまとめました。

Q. 職務経歴書が完成していないので押せません

完璧を待たないでください。書類は応募のたびに直していくものです。最初から上手に書ける人はいません。書き方は職務経歴書の書き方にまとめました。

Q. 何ヶ月も押せないままです

その場合、本当に迷っているのは転職そのものかもしれません。「応募ボタンが押せない」ではなく「まだ辞める決心がついていない」という状態です。それなら、まず辞めたい理由を紙に書くところから始めてください。

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内定後に入社日を遅らせたい
仕事がつらくて泣いてしまう

押しても、まだ何も決まりません

今日やること
① 気になる求人のうち、本命でない1社を選ぶ
必須条件の7割を満たしているか見る
③ 満たしていたら、押す

押したあと、今日はもう何も起きません

応募ボタンが押せないのは、あなたが臆病だからではありません

押した先に何が起きるか知らないからです。

実際に起きるのは、書類が送られることだけです。

返事が来るのは数日後。

半分以上は、返事すら来ないまま終わります

決断を迫られるのは、ずっと先の話です。

そして、1回押してしまえば、2回目からは驚くほど軽くなります

重いのは、1回目だけです。

一人で進めるのがつらいなら、応募そのものを任せる方法もあります

選び方は転職エージェントの選び方にまとめました。

応募のところだけ、任せてしまう ▶
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※本記事は一般的な情報の解説であり、法的助言ではありません。※本記事には広告(PR)を含みます。

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退職前夜
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退職前夜

新卒で入った会社を、休職を経て辞め、個人事業主として独立しました。「辞めたいな…」と思う夜に、そっと寄り添う記事を書いています🌙

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