転職という選択肢
PR

転職先の初日に菓子折りはいる?前の職場の常識とネットの答えが違うときの決め方

taishokuzenya
結論から
転職先の初日に、菓子折りは基本的にいりません。
ただし、持っていくのが当たり前の職場も、実際にあります
決め手は、その職場の人数と働き方です。
分からなければ、初日は手ぶらで行き、1週間様子を見てから決めても遅くありません。

来週から、新しい職場。

前の職場では、入ってくる人はみんな初日にお菓子を持ってきていた

だから自分も用意しようと思って、調べてみた。

すると出てくるのは、「いらない」「気を使わせる」という答えばかり。

どっちが正しいのか、分からなくなった。

この記事は、その食い違いを整理して、あなたの次の職場ではどうするかを決めるために書きます。

まず、なくて困ることはありません

菓子折りを持っていかなかったからといって、仕事に支障が出ることはありません

初日に見られているのは、お菓子ではなく、挨拶と表情です。

「手ぶらで来た人」として覚えられることは、まずありません。

一方で、持っていって失敗することもほとんどありません

つまり、どちらを選んでも大きくは外れない話です。

だからこそ、悩む時間を短くするのがいちばん大事です。

ネットの答えと、前の職場の常識が違う理由

「いらない」という答えが多いのは、その多くが大きな会社のオフィス勤務を前提にしているからです。

部署が大きく、人の出入りが多い職場では、入社のたびにお菓子が配られる習慣はあまりありません

一方で、人数が少なく、全員の顔が見える現場では、話が変わります。

「前の職場では当たり前だった」という声が多いのは、そういう職場から来た人です。

どちらかが間違っているわけではありません。

職場の形が違うだけです。

持っていく習慣が残りやすい職場気にしない職場
人数が少ない(10〜20人ほど)部署が大きい・フロアが広い
シフト制で、全員と顔を合わせる在宅勤務が多い
休憩室やお茶の場所がある入社の手続きが研修から始まる
地域に根ざした小さな事業所中途入社が毎月のようにある
旅行のお土産を配る文化があるお土産のやり取りがほとんどない

左側に多く当てはまるなら、持っていくほうが自然になじめます

右側なら、手ぶらで何の問題もありません

迷ったときは、3つだけ確かめてください

決めるための3つの質問
配属先は何人くらいか(面接や職場見学で見た人数で構いません)
面接や見学のとき、休憩室にお菓子が置いてあったか
入社前に連絡を取れる人に、さりげなく聞けるか

②は、意外と当たります。

休憩室にいろいろなお菓子が置いてある職場は、配ったり配られたりが日常になっていることが多いです。

③は、聞き方に気をつければ失礼になりません。

入社前に聞くなら、この一言
「初日の持ち物で、ほかに用意しておいたほうがいいものはありますか。」

菓子折りのことを直接聞かなくても、「特にありません、身一つで大丈夫ですよ」と返ってくれば、それが答えです。

3つとも分からないなら、初日は持っていかないを選んでください。

理由は次に書きます。

分からなければ、「あとから」で間に合います

初日に持っていかなかったからといって、その機会がなくなるわけではありません

むしろ、1週間ほど働いてからのほうが、うまく渡せることが多いです。

あとから渡すタイミング添える一言
最初の週の終わり「1週間ありがとうございました。これからもよろしくお願いします」
ひとり立ちした日「いろいろ教えていただいて、ありがとうございました」
連休や帰省のあと「帰省していたので、よろしければ」(お土産として自然に渡せます)

1週間いれば、職場に配る習慣があるかどうかは、だいたい見えます

人数も分かるので、数が足りない失敗もしなくなります

初日にいきなり渡すより、「お世話になりました」という理由があるぶん、受け取る側も自然です。

入る前に、次の職場の雰囲気を聞いておく ▶
相談は無料・在職中でも・相談だけの利用もできます

持っていくと決めたら、これだけで十分です

持っていくなら、迷うところはほとんどありません

項目目安
金額1,000〜2,000円。高すぎると、かえって気を使わせます
個数配属先の人数+数個(別のシフトの人の分)
種類個包装・日持ちするもの・常温で置けるもの
渡す相手直属の上司か、案内してくれた人に預ける
タイミング朝の挨拶が終わったあと。自己紹介の場があれば、そのあと
のし基本的に不要です

いちばん大事なのは、一人ずつ配って回らないことです。

初日は、誰が誰かも分かりません。

上司に預けて、休憩室に置いてもらうのがいちばん自然です。

上司に渡すときの一言
「本日からお世話になります。
よろしければ、皆さんで召し上がってください。」

これだけで終わります。

避けたほうがいいもの
高価なもの(お返しを考えさせてしまいます)
手作りのもの(受け取る側が扱いに困ります)
要冷蔵のもの(冷蔵庫の場所から聞くことになります)
においの強いもの・切り分けが必要なもの

菓子折りより、忘れると困るもの

初日に本当に大事なのは、お菓子ではなく、書類です。

菓子折りは忘れても誰も困りませんが、書類が足りないと、手続きが止まります

会社から届いた案内を、前日にもう一度だけ見直してください

よく求められるものメモ
雇用保険被保険者証前の職場から受け取っているはずです。見当たらなければ、会社に番号だけ伝える方法もあります
前の職場の源泉徴収票まだ届いていないことが多い書類です。届き次第提出で済むことがほとんどです
基礎年金番号が分かるもの基礎年金番号通知書や年金手帳など
給与振込口座口座番号が分かるもの
マイナンバーが分かるもの会社の指示に従って提出します
筆記用具・メモ帳初日にいちばん使います。名前を書き留めるのにも必要です

揃っていないものがあっても、焦らなくて大丈夫です

「〇〇はまだ届いていないので、届き次第お持ちします」と伝えれば、それで済むことがほとんどです。

むしろ、黙って持ってこないほうが困らせます

前日の準備全体は、入社前日が不安でしかないにまとめました。

持っていかない場合の、最初の印象の作り方

手ぶらで行くと決めたなら、その分、初日にやることを1つだけ意識してください

名前を覚えることです。

初日に紹介された人の名前を、メモに書いておく

翌日、「〇〇さん、おはようございます」と名前をつけて挨拶する

これは、菓子折りよりずっと強く印象に残ります。

初日に印象を作る3つ
挨拶は自分から(返ってこなくても続ける)
紹介された人の名前をメモする
翌日、名前をつけて挨拶する

初日の過ごし方全体は、入社前日が不安でしかないにまとめました。

初日につまずいたと感じたときは、転職初日にやらかしたも読んでみてください。

本当に気になっているのは、お菓子ではないはずです

菓子折りをどうするかで、ここまで迷う。

その奥にあるのは、新しい職場で受け入れてもらえるだろうかという不安だと思います。

お菓子は、その不安を少しでも小さくするためのお守りのようなものです。

ただ、受け入れてもらえるかどうかを決めるのは、最初の2週間の小さなやりとりです。

お菓子があってもなくても、ここは変わりません

最初の2週間で、いちばん効くこと
① 分からないことをためずに、まとめて聞く
② 教えてもらったことをその場でメモする
③ 教えてもらったら「ありがとうございます」を一言
「前の職場では」を口にしない

とくに④です。

経験があるほど、つい言いたくなります。

でも、入ったばかりの人の「前の職場では」は、比べられているように聞こえてしまいます

言いたくなったら、「こういうやり方もあると思うのですが」に言い換えてください。

この4つができていれば、お菓子を持っていかなくても、1ヶ月後には職場になじめていることがほとんどです

よくある質問

Q. 前の職場を辞めるときに配ったばかりで、出費がかさみます

無理をしないでください。退職と入社が続く時期は、出費が重なります。次の職場は持っていかなくても困らないので、手ぶらで構いません。どうしても形にしたいなら、1週間後に小さなものを置く程度で十分です。

Q. 自分だけ持っていって、浮きませんか

浮くことはほとんどありません。ただ、同じ日に入社する人がいるなら、そろえるほうが無難です。自分だけ持っていくと、相手が気まずい思いをすることがあります。事前に連絡が取れるなら、一言相談してください。

Q. 初日は研修で、配属先に行きません

その場合は、初日に持っていく必要はありません。配属先に初めて行く日が、実質の初日です。渡すなら、その日か、1週間後にしてください。

Q. 在宅勤務が中心です

菓子折りという選択肢自体がなくなります。オンラインの自己紹介を丁寧にすれば十分です。最初の出社日があるなら、そのときに考えれば間に合います。

Q. パートや派遣でも、持っていくものですか

雇用の形より、職場の雰囲気で決まります。少人数でシフトが重なる職場なら、パートでも持っていく人はいます。迷ったら、上の3つの質問で確かめてください。

Q. 持っていくと、次に入る人のハードルを上げませんか

小さな個包装のお菓子なら、その心配はほとんどありません。高価なものや、量が多すぎるものは、次の人に「自分も用意しないと」と思わせることがあります。1,000〜2,000円に収めておけば大丈夫です。

Q. 前の職場でいじめに近いことがあり、お菓子を配るのがトラウマです

それなら、持っていかなくて構いません。お菓子を配ることが、人間関係の保険になるわけではありません。次の職場では、挨拶と名前を覚えることだけで十分に始められます。

Q. 前の職場を辞めるときの菓子折りも迷っています

辞めるときは、辞めたあともその人たちと関わるかどうかで決めるのがいちばん簡単です。判断の基準は退職に菓子折りはいらない?にまとめました。

Q. 入社日が近いのに、会社から連絡がありません

菓子折りより、先に確かめたほうがいいことです。入社日の2週間前を過ぎたら、こちらから問い合わせて構いません。文例は入社前なのに会社から連絡が来ないにまとめました。

Q. 何を買えばいいか、決められません

焼き菓子やおせんべいなど、個包装で日持ちするものなら何でも構いません。駅や百貨店の菓子売り場で「職場に配る用」と言えば、人数に合うものを出してもらえます。選ぶのに時間をかけるほど、初日前の気持ちが重くなります。10分で決めてください。

Q. 食べ物のアレルギーがある人がいないか心配です

初日の時点では分からないので、気にしすぎなくて大丈夫です。原材料が箱に書いてある、個包装のものを選んでおけば、食べられない人は取らないだけで済みます。心配なら、1週間後に職場の様子が分かってから渡すほうが安心です。

Q. 持っていったのに、反応が薄くて落ち込みました

職場の人は、初日の人にどう接すればいいか分からないだけのことが多いです。お菓子の反応と、あなたへの評価は関係ありません。数日たって、誰かが「あのお菓子おいしかった」と言ってくれることもあります。

Q. 夜勤や早番があって、全員に会えません

全員に直接渡す必要はありません。休憩室に置いて、「〇〇からです。よろしければどうぞ」とメモを添えておけば、会えなかった人にも伝わります。シフト制の職場では、この形がいちばん自然です。

Q. 試用期間中でも、持っていくものですか

試用期間かどうかは関係ありません。入社したその日から、職場の一員です。持っていくかどうかは、この記事の3つの質問で決めてください。

あわせて読みたい
転職初日に怒られた
転職2日目で、もう行きたくない
転職初日、定時で帰っていい?

悩むのは、5分で終わらせてください

今日やること
① 配属先の人数と、休憩室の様子を思い出す
② 少人数・シフト制・お菓子が置いてある → 1,000〜2,000円の個包装を用意
③ それ以外・分からない → 手ぶらで行き、1週間後に考える

初日の菓子折りで、あなたの評価が決まることはありません

評価が決まるのは、これから数ヶ月の働き方です。

お菓子で悩む時間があるなら、初日に覚える名前を1つ増やすほうが、ずっと効きます

新しい職場が、落ち着いて始められる場所でありますように。

職場選びそのものに迷いがあるなら、転職エージェントの選び方も参考にしてください。

次の職場のことを、入る前に聞いておく ▶
相談は無料・在職中でも・相談だけの利用もできます

※本記事は一般的な情報の解説であり、法的助言ではありません。※本記事には広告(PR)を含みます。

辞めたいのに、動けない夜に。
あなたに合う一歩を、静かに選べます。
退職前夜
この記事を書いた人
退職前夜

新卒で入った会社を、休職を経て辞め、個人事業主として独立しました。「辞めたいな…」と思う夜に、そっと寄り添う記事を書いています🌙

運営者について →
記事URLをコピーしました