転職という選択肢
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入社前日が不安でしかない…今夜やること10分と、初日の合格ライン

taishokuzenya
結論から
入社前日の不安は、ほぼ全員が経験します
そして、初日が終わった瞬間に、その多くが消えます
いま必要なのは、決断を考え直すことではありません。
明日の朝に必要なものを、10分で準備して寝ることです。

明日から、新しい会社。

なのに、まったく眠くならない

やっていけるのか。

前の会社のほうがよかったんじゃないか。

選択を間違えたんじゃないか。

この記事は、今夜これを読んでいる人のために書きます。

長い理屈は後ろに置きました。

先に、今夜やることだけを書きます。

今夜やること(10分)

①持ち物をカバンに入れる
・身分証/印鑑/年金手帳(またはマイナンバーが分かるもの)
会社から指定された提出物(メールをもう一度見る)
・筆記用具とメモ帳
常備薬・充電器

②服を出しておく
迷ったら、面接のときの服装で構いません

③ルートと時間を確認する
到着は10分前でちょうどいいです(早すぎると気を遣わせます)

④スマホを充電して、置いて寝る

これで終わりです。

それ以上の準備は、今夜はいりません。

明日必要なのは、完璧な自分ではなく、時間どおりに着いた自分だけです。

前日の夜、時間帯ごとにやること

何時に何をするか決まっていると、考える隙が減ります

時間やること
〜20時食事を済ませる。会社からのメールをもう一度だけ読む(提出物の確認)
20〜21時カバンに荷物を入れる。服を出す。ルートを確認する
21〜22時風呂に入る。ここから仕事のことは考えないと決める
22時以降スマホを手の届かない場所に置く。眠れなくても横になる

特に効くのは、スマホを遠ざけることです。

手元にあると、必ず会社名を検索します

そして、不安をあおる情報だけが目に入ります

検索して安心できたことは、ほとんどないはずです

眠れないときは

無理に寝ようとするほど、眠れなくなります

「寝なきゃ」と思うこと自体が、目を覚まさせるからです。

今夜だけの割り切り方
一晩寝られなくても、初日は乗り切れます(そういう人はたくさんいます)
横になって目を閉じているだけでも、体は休まります
・眠れないなら、持ち物をもう一度確認するくらいで十分
スマホで会社を検索し直すのはやめてください(不安が増えるだけです)

特に最後の一つです。

夜中に口コミサイトを開いても、いいことは一つもありません

もう入社は決まっています。

今日の夜に確かめても、明日は変わりません。

その不安は、何が正体か

少し落ち着いたら、ここから読んでください。

入社前日の不安は、だいたい3つに分けられます

不安の中身正体いつ消えるか
やっていけるだろうかまだ何も起きていないのに、最悪の想像だけが進んでいる状態初日〜1週間で薄れます
人間関係が心配相手の顔が見えていないから(会えば普通の人です)初日でかなり消えます
選択を間違えたかも決めたあとに来る揺り戻し。大きな決断のあとには必ず出ます1〜3ヶ月かかることもあります

3つ目が、いちばん厄介です

前の会社の嫌だったことを、だんだん忘れていくからです。

人の記憶は、去った場所を美化します

思い出してほしいこと
あなたが辞めようと思ったのは、気まぐれではなかったはずです。
何ヶ月も考えて、面接を受けて、辞める話をして、引き継ぎをして、ここまで来ました。

その全部を、昨日の夜の気分でひっくり返さないでください。
いま不安なのは、判断を間違えたからではなく、明日が未知だからです。
入社後に合わないと感じたときの選択肢も、知っておく ▶
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持ち物を、もう少し細かく

「何を持っていけばいいか分からない」という不安は、リストを見れば消えます

たいていの会社で必要なもの

身分証明書(運転免許証など)
印鑑(認印。書類に押すことがあります)
年金手帳、または基礎年金番号が分かるもの
マイナンバーが分かるもの
雇用保険被保険者証(前の会社から受け取っているはずです)
給与振込先の口座情報
・筆記用具とメモ帳

前職の源泉徴収票を求められることもありますが、これはあとから届くことが多いので、初日になくても問題ありません。

あると助かるもの

常備薬(緊張でお腹が痛くなる人は特に)
モバイルバッテリー
ハンカチとティッシュ
飲み物(買いに行く余裕がないことがあります)
クリアファイル(渡される書類が意外と多いです)
忘れ物をしても、大丈夫です
初日に何かを忘れても、「では次回お持ちください」で終わります
受け入れ側は、毎回そうなることを知っています
忘れ物より、遅刻のほうがはるかに気にされます。持ち物の確認に夜中まで使うより、早く寝るほうが得です

前日にやりがちな、逆効果のこと

不安なとき、人はよかれと思って余計なことをします

やりがちなことなぜ逆効果か
口コミサイトを見直す不満を持った人の書き込みが目に入るだけ。もう入社は決まっています
前の会社の同僚に連絡する懐かしさで、戻りたい気持ちが強くなります。週末にすればいい話です
業務内容を予習しすぎる実際の進め方は会社ごとに違います。覚えたことが邪魔になることすらあります
お酒で寝ようとする寝つきはよくても眠りが浅くなります。翌朝に残るとさらにつらいです
初日の会話を頭でシミュレーションする想定どおりには進みません。目が冴えるだけです

やることは、荷造りと、寝ることだけです。

それ以上の準備は、不安を減らすためではなく、不安を紛らわせるための行動になっています。

そして、紛らわせる行動は、たいてい不安を増やします

初日は、何をすればいいのか

やることは、本当に少ないです

1. 時間どおりに着く

これがいちばん大事です。

10分前到着で十分。

30分前に着いても、受け入れ側が困ります

早く着いたら、近くで時間をつぶしてください。

2. 名前を覚えようとしすぎない

初日に紹介される人数は、覚えきれる量ではありません

無理に覚えようとすると、それだけで疲れます

メモに「部署・名前・特徴」を書くだけで十分です。

あとで見返せば思い出せます。

3. 分からないことは、その場で聞く

初日は、いちばん聞きやすい日です。

「分からなくて当然」と思われている期間は、思っているより短いです。

あとで聞くほうが、恥ずかしくなります。

4. 成果を出そうとしない

初日に評価されることは、ほとんどありません

見られているのは、挨拶と、話の聞き方くらいです。

できることを見せようと焦ると、空回りします

初日の合格ラインは、これだけ
遅刻せずに着いた
挨拶をした
メモを取った
帰った

本当に、これで十分です。

入社してみて、やっぱり違うと思ったら

これも書いておきます。

実際に、そうなることはあります。

ただ、判断を急がないでください

最初の1ヶ月は、誰でも居心地が悪いものです。

仕事の進め方も、人の距離感も、前の会社とは違います。

それを「合わない」と読み違えやすい時期です。

判断を分けるライン

時間が解決する可能性が高いもの
・仕事のやり方が分からない
・話しかけるタイミングがつかめない
・雰囲気になじめない

時間では解決しにくいもの
聞いていた条件と、実際が違う
体調に影響が出ている
法令に反する働き方を求められている

後者に当てはまる場合は、我慢ではなく、確認と相談に動いてください

労働条件が違うときの対応は入社したら労働条件が違ったときにまとめました。

体調に出ているなら、それが最優先のサインです。

緊張しやすい人へ

人前で話すと声が震える。

自己紹介を考えるだけで、胃が痛くなる

そういう人は、自己紹介だけ先に決めておいてください

たいていの会社で、初日に一度だけ求められます

そこさえ越えれば、あとは1対1の会話になります

本日からお世話になります、〇〇 〇〇と申します
前職では〇〇の仕事をしておりました
慣れないことも多く、ご迷惑をおかけすると思いますが、一日でも早くお役に立てるよう努めます
よろしくお願いいたします。

30秒で終わります。

長いほうが好印象、ということはありません。

むしろ、短くまとまっているほうが落ち着いて見えます

趣味や意気込みを盛り込もうとすると、覚えることが増えて、かえって詰まります

声が震えても大丈夫です
初日の自己紹介で緊張していない人のほうが少ないです。
聞いている側は、内容をほとんど覚えていません
覚えられているのは、「新しい人が来た」ということだけです。

だから、うまくやろうとしなくて大丈夫です

最初の1週間の、乗り切り方

初日を越えても、しばらくは疲れます

慣れない場所にいるだけで、体力を使うからです。

予定を入れない

最初の1週間は、仕事以外の予定を空けておいてください

本人が思っている以上に、消耗します

帰ったら、早く寝るだけで構いません。

「聞く係」に徹する

最初の1週間は、提案しないほうがうまくいきます

前の会社のやり方と違うところが、たくさん見えてきます

でも、そのやり方になった理由が、必ずどこかにあります

理由を知る前に「前の会社では」と言うと、それだけで距離ができます

言いたくなったら、メモに書いて、3ヶ月後に見返してください

比べない

前の会社と比べるのは、しばらくやめておいてください。

比べる材料が、まだ揃っていません

いまのあなたが知っているのは、前の会社の全部と、新しい会社の1日目だけです。

公平な比較になりようがありません。

それでもつらいときの逃げ道
「合わなかったら、また動けばいい」
そう思っておくだけで、気持ちがだいぶ軽くなります

実際、一度転職を経験した人は、次の選択肢を持っています
職務経歴書も、面接の受け答えも、すでに一度作っているからです。
選び方は転職エージェントの選び方にまとめました。

これは「すぐ辞めましょう」という話ではありません。
逃げ道があると分かっているほうが、目の前の仕事に集中できるという話です。

よくある質問

Q. 昼食はどうすればいいですか

初日は、持っていくか、コンビニで買えるようにしておくのが無難です。誘われたらそちらに合わせれば済みます。何も用意せずに行って、誰にも誘われないのがいちばん気まずいので、保険をかけておいてください。

Q. 緊張で前日から体調が悪いです

緊張から一時的に不調が出るのは、めずらしくありません。ただし、眠れない日が何日も続いている、食事がとれないといった状態が続く場合は、医療機関に相談してください。無理をして初日を迎えるより、そのほうが早く落ち着きます。

Q. 前日に会社へ連絡したほうがいいですか

指示がなければ不要です。持ち物や集合時間の案内メールをもう一度読むだけで十分です。書いていないことがあって不安なら、当日に聞けば済みます。

Q. 初日の服装が分かりません

指定がなければ、面接のときと同じ服装にしてください。職場の空気が分かってから合わせれば間に合います。初日から浮いた格好をするより、無難なほうが気が楽です

Q. 不安すぎて、辞退したくなってきました

前日の辞退は、会社に大きな迷惑がかかります。そして、その多くは翌週には後悔に変わります。どうしても踏み切れない事情があるなら、まずそれが「不安」なのか「明確な理由」なのかを分けてください。判断材料は内定を辞退して現職に残るのはあり?にまとめました。

Q. 前の会社に戻りたくなったら

戻る道が残っている場合もあります。ただし、入社前日の気持ちで決めないでください。出戻りについては転職して後悔したときの出戻りにまとめました。

Q. 何を持っていけばいいか、まだ不安です

身分証・印鑑・筆記用具、そして会社からのメールに書いてある提出物。これで足ります。忘れ物があっても、初日なら「後日提出で」と言われるだけです。

明日の夜には、たぶん笑っています

入社前日の不安は、あなたが真面目だから出てくるものです。

どうでもいい仕事なら、こんなに考えません。

そして、この不安の大半は、明日の夕方には消えています

会う前は怖かった人が、普通に挨拶を返してくれる

分からないと言ったら、普通に教えてくれる

たいていは、そういうものです。

だから今夜は、カバンに荷物を入れて、寝てください

明日の朝、時間どおりに家を出る。

いま必要なのは、それだけです。

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※本記事は一般的な情報の解説であり、法的助言や医学的助言ではありません。心身の不調が続く場合は、医療機関や公的な相談窓口にご相談ください。※本記事には広告(PR)を含みます。

辞めたいのに、動けない夜に。
あなたに合う一歩を、静かに選べます。
退職前夜
この記事を書いた人
退職前夜

新卒で入った会社を、休職を経て辞め、個人事業主として独立しました。「辞めたいな…」と思う夜に、そっと寄り添う記事を書いています🌙

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