転職という選択肢
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転職先でパソコンの操作についていけない…前の職場と違って当たり前。追いつくための順番

taishokuzenya
結論から
パソコンの操作についていけないのは、あなたの能力の問題ではないことがほとんどです。
前の職場とシステムもルールも違うのだから、最初は手が止まって当たり前です。
追いつく順番は、①毎日使う操作だけ覚える → ②手順をメモで残す → ③速さは後回し。
この順番でやれば、1〜2か月でほとんどの人が困らなくなります。

転職して数週間。

周りはすいすい画面を進めていくのに、自分だけ手が止まる。

ファイルの置き場所が分からない。

前の職場では使えていたはずのソフトなのに、設定が違って戸惑う。

こんなこともできないのかと思われていないだろうか。

この記事は、追いつくための順番を書きます。

ついていけないと感じる、3つの理由

まず、原因を分けて考えてください。

理由実際に起きていること
①システムが違う社内ソフト・共有フォルダの構造・ファイル名のルールが職場ごとに違います。知らないだけで、覚えれば終わりです
②手順が体に入っていない前の職場でやっていた操作が、ここでは別の道順になります。慣れの問題で、回数を重ねれば速くなります
③本当にスキルが足りない関数や機能そのものを知らない場合。ここだけは、少し勉強する時間が必要です

多くの人が悩んでいるのは、①と②です。

そして①と②は、時間が解決します。

自分を責める前に、どれに当てはまるかを分けてください。

③だと分かったなら、そのときは何を勉強すればいいかも、はっきりします。

追いつくための順番

全部を一度に覚えようとすると、かえって進みません。

順番があります。

順番やること
1週目毎日使う操作だけ覚える(ログイン・ファイルの保存場所・よく開く画面)
2〜3週目自分の担当業務で使う操作を、手順メモにする
1か月目月に一度しか使わない操作を、そのときに聞いて記録する
2か月目以降速さを上げる(ショートカット・関数)

大事なのは、速さを最後にすることです。

最初から速くやろうとすると、手順を間違えて、やり直しになります。

遅くても、正しくできるほうが、結果的に早く信頼されます。

「毎日使う操作」から覚える

職場のシステムには、たくさんの機能があります。

でも、あなたが毎日使うのは、そのうちの2割くらいです。

その2割を先に押さえれば、1日の大半は自分で進められるようになります。

まず押さえる操作
・ログインと、最初に開く画面までの道順
・ファイルを保存する場所と、名前のつけ方のルール
・自分の担当業務で、毎日触る画面
・印刷と、書類をデータで保存するやり方
・分からなくなったとき、元に戻す方法
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焦りを止める、考え方

操作についていけないとき、いちばんつらいのは手が止まることそのものではありません。

「自分だけできていない」と感じる時間です。

ここを軽くしておかないと、覚える前に気持ちが持ちません。

できなかったことを、数で見る

1日の終わりに、今日できるようになったことを1つだけ書いてください。

「共有フォルダの場所を覚えた」でも、「印刷の設定が分かった」でも構いません。

これを1週間続けると、7つ増えていることが目で見えます。

できないことは目につきやすく、できるようになったことは忘れやすいものです。

だから、意識して記録に残す必要があります。

周りの視線が気になるとき

「遅いと思われている」と感じるかもしれません。

ですが、周りが見ているのは速さではなく、態度です。

周りが気にしていること実はあまり気にしていないこと
聞いたことを、次に活かしているか操作にどれだけ時間がかかったか
分からないまま、勝手に進めていないかショートカットを知っているかどうか
困ったときに、声をかけてくるか前の職場でどれだけできていたか

左の3つができていれば、操作が遅くても評価は下がりません。

むしろ、分からないまま進めて、あとで直すほうが手間をかけさせます。

聞くときのコツ

操作は、聞いたほうが圧倒的に早いです。

ただし、聞き方には工夫があります。

操作を聞くときの型
「◯◯の画面まで来たのですが、ここから先が分からなくて。
一度、やって見せていただけますか。メモを取ります。」

ポイントは、どこまでできたかを先に言うことです。

「全部分かりません」と言うより、相手の説明が短くて済みます。

そして「メモを取ります」と宣言してください。

同じことを二度聞かない姿勢が、相手に伝わります。

画面を見せながら聞く

操作の質問は、言葉で説明するのがいちばん難しいです。

自分の画面を開いたまま、相手に来てもらうか、画面を共有してください。

席が離れているなら、画面を撮って送るのも有効です。

「この画面のここが分かりません」と見せるだけで、話がすぐ通じます。

メモの取り方で、差がつきます

操作のメモは、書き方で使えるかどうかが決まります。

うまくいかないメモ使えるメモ
「請求書はシステムから」「①◯◯システムを開く ②上のメニューの「帳票」 ③「請求書」を選ぶ ④日付を入れて検索」
説明を聞きながら文章で書く番号をふって、1行1操作で書く
ノートの後ろに追記していく業務ごとにページを分ける(あとで探せます)

コツは、1行に1つの操作だけ書くことです。

あとで読み返したとき、そのとおりに手を動かせるかどうかが基準になります。

画面が複雑なら、画面を撮って、メモに貼るのがいちばん早いです。

画面を撮るときの注意
職場によっては、画面の撮影や社外への持ち出しが禁止されています。撮る前に、上司や先輩に一度確認してください。個人のスマホではなく、業務用の端末で撮るよう指示されることもあります。

自分で調べられるようになると、楽になります

聞くのは大事ですが、自分で調べられる範囲も広げておくと、気が楽になります。

調べられること調べにくいこと
エクセル・ワードの使い方、関数、ショートカット社内システムの操作(外には情報がありません)
メールソフトの設定、書類のデータ化社内のファイル置き場・命名ルール
一般的なパソコンの操作この職場だけの手順・承認の流れ

左側は、自分で調べたほうが早いものです。

右側は、聞くしかありません。

この線引きができると、何を聞いて、何を調べるかで迷わなくなります。

聞くこと自体に気が重いときは、上司が忙しくて質問できないときも参考にしてください。

最低限、覚えておくと速くなる操作

慣れてきたら、少しだけ速さを足してください。

操作使う場面
コピー・貼り付け1日に何十回も使います。手が覚えると一気に楽になります
元に戻す間違えたときに戻せると、操作が怖くなくなります
上書き保存こまめに押す癖をつけると、消えた・戻ったの事故が減ります
ファイル内の検索長い資料から目的の行を探すとき
画面の切り替え複数の資料を見比べる作業が速くなります

この5つだけで、作業の体感はかなり変わります。

全部を一度に覚えず、1週間に1つでも十分です。

どのくらいで慣れるのか

目安を持っておくと、焦らずに済みます。

時期だいたいの状態
1か月毎日の作業は、聞かずに進められる
3か月月次の作業も、メモを見ながらできる
半年ほとんどの作業を、自分で判断して進められる

いま1か月目なら、できなくて普通です。

周りの人は、その職場で何年もやってきた人たちです。

比べる相手が違います。

比べるなら、先週の自分にしてください。

教える人がいないときの進め方

マニュアルもなく、教える担当も決まっていない職場があります。

そのときは、順番を変えてください。

教える人がいないときの3手
① 過去の資料を探す(前任者が作ったファイルが、いちばんのマニュアルです)
② 前任者のやり方をまねる(同じ形式で作れば、まず間違いません)
③ 完成品を先に見せて確認する(途中で聞けないなら、出来上がりで確認してもらいます)

①が、いちばん効きます。

共有フォルダの中に、去年の同じ時期のファイルがあるはずです。

それを開けば、どういう形で仕上げればいいかが分かります。

③も覚えておいてください。

聞ける相手がいないときは、先に作って、見てもらうほうが早いです。

完成品を見せるときの一言
「前任の方の資料を参考に、こちらで作ってみました。
この形で問題ないか、一度だけ見ていただけますか。」

自分でやってみた形を見せているので、相手の手間も少なくて済みます。

この聞き方なら、忙しい相手にも頼みやすいです。

タイプ別|いま、どれに当てはまるか

時間が解決するタイプ
□ 前の職場では、同じような作業ができていた
□ 手順を教えてもらえば、そのとおりにできる
□ 分からないのは、この職場だけのやり方の部分

この場合は、メモを増やすだけで解決します。

少し勉強が必要なタイプ
□ エクセルの関数など、機能そのものを知らない
□ 求人票に書かれていたスキルが、実際には足りていない
□ 同じ説明を聞いても、意味が分からない

この場合は、業務時間外に少しだけ補ってください。

本を1冊やり切るより、いま困っている操作だけを調べるほうが早いです。

環境に問題があるタイプ
□ マニュアルが存在せず、教える人もいない
□ 聞くと嫌な顔をされる、答えてもらえない
□ 求人票の内容と、実際の業務がまったく違う

これは、あなたの問題ではありません。

できる範囲でメモを残しつつ、この職場で続けられるかも一度考えてみてください。

よくある質問

Q. 同じ操作を何度も聞いてしまいます

聞いた内容を、その場でメモに残せていない可能性があります。教わるときに「メモを取るので、少しゆっくりお願いします」と先に言ってください。番号をふって1行1操作で書けば、次からは自分で見返せます。

Q. 周りが速すぎて、自分が遅いのが恥ずかしいです

周りの人は、同じ操作を何百回もやってきた人たちです。回数が違うだけで、能力の差ではありません。最初は正確さを優先してください。速さは、あとから自然についてきます。

Q. 求人票に書かれていたより、高いスキルを求められます

よくあることです。まず、上司に「どこまでできることが必要か」を確認してください。そのうえで足りない部分がはっきりしたら、必要な範囲だけを補えば十分です。全部をやろうとしないでください。

Q. 操作を覚えるために、家で勉強すべきですか

社内システムは外で練習できないので、家でやる意味はあまりありません。エクセルなど一般的なソフトで、いま困っている部分だけを短時間で調べるくらいで十分です。休む時間を削らないでください。

Q. マニュアルがなくて、聞くしかありません

その場合、あなたが作ったメモが、そのままマニュアルになります。あとから入る人のためにもなるので、上司に「手順をまとめておきましょうか」と提案してみてください。評価されることもあります。

Q. 操作ミスで、データを消してしまいました

すぐに上司に報告してください。隠すと、あとで大きな問題になります。多くのシステムには復元の仕組みがあり、早く言えば戻せることがほとんどです。報告が早いほど、印象も悪くなりません。

Q. パソコンが苦手なことを、正直に言ってもいいですか

言っておいたほうが、教える側も分かりやすくなります。「操作を覚えるのに少し時間がかかるので、教えていただいたらメモを取ります」と伝えれば、後ろ向きには聞こえません。

Q. いつまでたっても覚えられず、続けられる気がしません

1〜2か月で判断しないでください。ただ、教える人もマニュアルもない環境なら、それは職場の側の問題です。半年たっても状況が変わらないなら、環境を変える選択も現実的です。

Q. 社内システムの動きが遅くて、作業が進みません

それは環境の問題です。自分の操作のせいだと思い込まないでください。ほかの人も同じように感じているなら、上司に伝えておいてください。個人で抱える話ではありません。

Q. 前の職場のやり方のほうが効率的だと思います

そう感じても、最初の数か月は、この職場のやり方に合わせてください。提案は、その仕事を一通りできるようになってからのほうが受け入れられます。先に提案すると、やり方を知らないまま口を出したと受け取られます。

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覚える順番さえ間違えなければ、追いつけます

今日やること
① 毎日使う操作を3つだけ書き出す
② そのうち1つの手順を、番号つきでメモにする
③ 分からない操作を、次に聞く1つだけ決めておく

パソコンの操作についていけないのは、ほとんどが慣れの問題です。

毎日使うものから覚えて、手順をメモに残す。

速さは、あとからついてきます。

いま手が止まっているのは、あなたが新しい場所にいるからです。

もし教える人もマニュアルもなく、半年たっても変わらないなら、転職エージェントの選び方も見ておいてください。

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退職前夜

新卒で入った会社を、休職を経て辞め、個人事業主として独立しました。「辞めたいな…」と思う夜に、そっと寄り添う記事を書いています🌙

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