転職という選択肢
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転職活動が進まない5つの原因|止まっているのは、意志の問題ではありません

taishokuzenya
結論から
転職活動が進まないのは、やる気の問題ではなく、次にやることが決まっていないからです。
「転職活動をする」は大きすぎて、手が動きません。
今日やる作業を1つに切り出すと、止まっていたものが動きます。

転職しようと思ってから、もう何ヶ月経っただろう。

サイトには登録した。

求人も、ときどき眺めている。

でも、応募はしていない。

職務経歴書も、途中で止まったまま。

やらなきゃとは思っている。

思っているのに、動けない。

この記事では、止まっている原因を特定して、今日動かす方法を書きます。

「がんばりましょう」とは言いません。

がんばりで動くなら、とっくに動いているはずだからです。

あなたはどこで止まっていますか
□ 入口で止まっている:登録はしたが、求人を見ていない
□ 書類で止まっている:職務経歴書が書けない
□ 応募で止まっている:良さそうな求人はあるが、押せない
□ 結果で止まっている:落ち続けて、気持ちが折れた
□ 目的で止まっている:そもそも何がしたいのか分からない

止まっている場所によって、やることが違います。当てはまるところから読んでください。

原因1:入口で止まっている

登録はした。

でも、求人を見る時間が取れない。

これは、時間がないのではなく、優先順位が低いだけです。

厳しい言い方に聞こえるかもしれませんが、責めているのではありません。

転職活動は、締め切りがない、数少ない重要な仕事だからです。

締め切りがないものは、後回しになります。

だから、締め切りを自分で作るしかありません。

今日できること
カレンダーに30分の予定を1つ入れてください。
名前は「転職活動」ではなく、「求人を5件見る」のように作業名にします。
「転職活動」だと、何をすれば終わりなのか分からないので手が動きません。
終わりが見える作業名にするのがコツです。

原因2:職務経歴書が書けない

ここで止まる人がいちばん多いです。

理由は、いきなり完成品を書こうとしているからです。

白い画面を前にして、「実績」を書こうとすると手が止まります。

順番を変えてください。

書ける順番
①やったことを、箇条書きで全部出す(すごいことでなくていい)
②それぞれに、数字を足せるか見る(何人・何件・何ヶ月)
③並べ替えて、上から3つを選ぶ
④文章にする

④からやろうとするから止まります。①は30分でできます。

「書けるような実績がない」と思う人ほど、①をやってみてください。

自分では当たり前だと思っている作業が、他社では価値になることがあります。

自己分析から始めたい場合は、転職の自己分析のやり方にまとめました。

一人で完成させようとしない
職務経歴書は、他人に見てもらうと一気に進みます。
自分では価値が分からない経験を、拾ってもらえるからです。
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原因3:応募ボタンが押せない

良さそうな求人はある。

でも、押せない。

理由はたいてい2つのどちらかです。

1. 落ちるのが怖い

応募しなければ、落ちません。

だから、見ているだけの状態が安全に感じます。

ただ、この状態は何ヶ月経っても何も変わりません。

2. 条件を満たしていない気がする

求人票の「必須要件」を見て、1つでも欠けていると諦めてしまう。

でも、求人票は理想を書いたものです。

全部満たしている人だけを採用していたら、採用は成立しません。

「7割ルール」で考えてみる
必須要件の7割くらい当てはまるなら、応募していいと考えてください。
足りない部分は、「これから学ぶ意欲」で埋められることがあります。
判断するのは採用側であって、あなたではありません。
先に自分で落とすのは、いちばんもったいないです。

もう1つ有効なのが、本命でない会社から応募することです。

1社受けると、応募という行為のハードルが下がります。

面接の練習にもなります。

本命を最初に受けると、準備不足のまま一発勝負になります。

原因4:落ち続けて、気持ちが折れた

書類で落ちる。

面接まで行っても、通らない。

回数が増えるほど、自分に価値がないように感じてきます。

ここで知っておいてほしいことがあります。

不採用は、能力の否定ではありません。

採用は、「その会社の、その時期の、そのポジションに合うか」で決まります。

同じ人でも、募集の背景が違えば結果が変わります。

落ち続けているときに見直す3つ
①書類で落ちる → 書類の問題です。応募先ではなく、書類を直してください。
②一次面接で落ちる → 伝え方の問題であることが多いです。話す内容を用意していますか。
③最終で落ちる → 書類も伝え方も問題ありません。マッチングの問題なので、数を受けるしかありません。

どこで落ちているかで、直す場所がまったく違います。

全部同じ「不採用」に見えますが、中身は別のものです。

自分では判断が難しいので、落ちた理由を第三者に聞くのが早道です。

エージェント経由なら、企業からの不採用理由が担当者に伝わっていることがあります。

原因5:何がしたいのか分からない

これがいちばん根が深いものです。

「今の会社は嫌だ」ははっきりしている。

でも、「じゃあ何がしたいのか」は出てこない。

この状態で求人を見ても、選ぶ基準がないので決まりません。

対処は1つです。

やりたいことではなく、避けたいことから決めてください。

「避けたいこと」の例
・転勤がある
・残業が月40時間を超える
・土日に出勤がある
・成果が数字だけで評価される
・一人で完結する仕事しかない

やりたいことは出てこなくても、嫌なことはすぐ出てきます。
これを3つ書くだけで、求人の8割は消えます。
残ったものから選べば、選択肢はぐっと減ります。

職種そのものが決まらない場合は、職種が決まらないときの考え方も参考にしてください。

「まだ本気じゃないだけ」なのか、確かめる

ここまで読んで、それでも動く気になれない人もいると思います。

その場合、本当に転職したいのかを確認したほうが早いです。

動けない理由が、「やり方が分からない」ではなく「まだ今の会社でもいい」なら、手順をいくら整えても動きません。

確かめ方は1つです。

「今の会社に、あと3年いるとしたら?」

想像して、はっきり嫌だと思うなら、動けないのは方法の問題です。

「まあ、いけるかも」と思うなら、いま急いで動く必要はありません。

その場合は、転職活動をやめるのではなく、いったん置くほうがいいです。

中途半端に続けると、「できていない自分」だけが積み上がります。

置くときのやり方
完全にやめるのではなく、「〇月に、もう一度考える」と日付を決めてください。
カレンダーに入れておけば、そのとき状況が変わっているかを見直せます。
宙ぶらりんのまま抱え続けるのが、いちばん消耗します。

周りが決まっていくのがつらいとき

同期が転職した。

SNSで転職報告を見た。

自分だけ止まっている気がする。

この比較は、たいてい自分を追い詰めるだけになります。

理由は単純で、見えているのは結果だけだからです。

その人が何ヶ月動いたか、何社落ちたかは書かれていません。

うまくいかなかった期間は、誰も投稿しません。

転職報告が目に入ってつらいなら、その期間だけSNSを見る回数を減らしてください。

情報を得ているようで、実際は焦りだけが増えていることがあります。

在職中だから進まない、という人へ

時間がない。

平日は面接に行けない。

これは事実です。

でも、辞めてから探すほうが進む、とは限りません。

収入が途切れると、お金の不安が判断をゆがめます。

「早く決めなきゃ」と焦って、条件の悪い会社を選んでしまうことがあります。

在職中の負担を減らす方法は、いくつかあります。

1. 面接の日程調整を任せる

エージェント経由なら、企業とのやりとりを代わりに行ってもらえます。

「平日夜か土曜を希望」と伝えれば、それに合わせて調整してもらえます。

2. オンライン面接を希望する

移動時間がなくなるだけで、受けられる数が変わります。

3. 有給を半日単位で使う

丸一日休まなくても、午後だけで2社受けられることがあります。

1週間の進め方(テンプレート)

やることが決まっていても、いつやるかが決まっていないと動きません。

在職中の人向けに、負担の少ない配分を出しておきます。

週に合計2時間だけ
平日のうち1日:30分→ 求人を見る(気になったものを保存するだけでOK)
平日のうちもう1日:30分→ 保存した求人から1件応募する
週末:1時間→ 書類を直す、面接の受け答えを用意する

これを4週間続けると、4件応募したことになります。

少なく見えるかもしれません。

でも、止まっている月と比べれば、4件は大きな差です。

大事なのは量より、ゼロの週を作らないことです。

1週間まったく触らないと、再開のハードルが上がります。

やってはいけない進め方
・週末にまとめて全部やろうとする(疲れている日に重い作業を置くと、そのまま流れます)
・完璧な職務経歴書ができてから応募する(応募しながら直すほうが早く仕上がります)
・本命1社だけに絞る(落ちたときにゼロに戻ります)

よくある質問

Q. 転職活動には、どのくらい期間がかかりますか

人によって大きく変わります。在職中で、応募が週1件程度のペースなら、数ヶ月単位で見ておくのが現実的です。大事なのは期間より、止まっている週を作らないことです。

Q. 何社くらい応募すればいいですか

決まった正解はありません。ただ、1〜2社で決めようとすると1社ごとの重さが増して動けなくなります。複数を並行させたほうが、結果的に気持ちが軽くなります。

Q. エージェントに登録すると、しつこく連絡が来ませんか

連絡の頻度は担当者によって差があります。希望の連絡手段と頻度を、最初に伝えておくと大きく変わります。「メールのみ」「週1回まで」と伝えて構いません。

Q. 転職活動をしていることが会社にバレませんか

自分から話さなければ、通常は分かりません。ただし、会社のパソコンやメールを使うのは避けてください。SNSの公開設定も確認しておくと安心です。

Q. 一度やめた転職活動を、再開できますか

できます。登録した情報は残っていることが多いので、ゼロからやり直しにはなりません。空白期間を気にする必要もありません。

Q. スカウトが来ないので、進みようがありません

スカウトを待つ形だけにすると、相手が動くまで自分は止まったままになります。登録情報を埋めきれていないと届きにくいので、まずは職務経歴の欄を最後まで書いてください。詳しくはスカウトが来ないときの対処にまとめました。

Q. 年齢的に、もう遅い気がします

年齢で応募先が変わることはありますが、動かない理由にはなりません。止まっている間も年齢は上がるので、いま動くのがいちばん若いことになります。不安があるなら、自分の経歴でどのくらい求人があるのかを第三者に見てもらうのが早いです。

Q. 応募したいのに、書類を出す勇気が出ません

本命ではない会社から出してください。1社出すと、2社目からは軽くなります。最初の1社は、通ることではなく「出すこと」が目的です。

動かすのは、気合いではなく仕組み

今日やること
① 上のチェックリストで、自分がどこで止まっているかを1つ選ぶ
② その章に書いてある作業を、1つだけやる
③ カレンダーに、次の30分の予定を入れる

全部やらなくていいのです。
止まっている場所を1つ動かせば、その先は続きます。

転職活動が進まないのは、あなたの意志が弱いからではありません。

締め切りがなく、一人でやっていて、次にやることが決まっていない。

この3つが揃えば、誰でも止まります。

逆に言えば、この3つを外せば動きます。

締め切りを作る。

一人でやらない。

作業名で書く。

とくに「一人でやらない」の効果が大きいです。

自分ひとりだと、やらなかったことを咎める人がいません。

約束が1つあるだけで、止まっていた作業に手がつきます。

転職エージェントを使うと、面談の日程そのものが締め切りになります。

書類を見てもらう約束をすれば、それまでに書くことになります。

選び方は、転職エージェントの選び方にまとめました。

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※本記事は一般的な情報の解説です。※本記事には広告(PR)を含みます。

辞めたいのに、動けない夜に。
あなたに合う一歩を、静かに選べます。
退職前夜
この記事を書いた人
退職前夜

新卒で入った会社を、休職を経て辞め、個人事業主として独立しました。「辞めたいな…」と思う夜に、そっと寄り添う記事を書いています🌙

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