入社時に職場でお菓子を配る?迷ったら配らなくていい。配るときの4つのルール
入社時にお菓子を配るのは、必須ではありません。
配らなくて困ることは、まずありません。迷ったら配らないで大丈夫です。
配るなら、①個包装 ②人数より少し多め ③休憩時間に ④一度だけ。
毎回配る習慣にしないでください。続けるほうが、かえって負担になります。
入社してすぐ、お菓子を配ったほうがいいのだろうか。
配らないと、感じが悪いと思われないか。
でも、配ったら配ったで、気をつかわせてしまうかもしれない。
周りを見ても、誰も配っていない。
この記事は、配るかどうかの決め方を書きます。
配らなくても、困りません
まず、はっきり言っておきます。
お菓子を配らなかったことで、仕事に支障が出ることはありません。
評価にも、関係しません。
| 気にしていること | 実際のところ |
|---|---|
| 「配らないと、感じが悪い?」 | 配らない人のほうが多数です |
| 「みんな配っているのでは?」 | そういう習慣がない職場のほうが一般的です |
| 「印象が良くなる?」 | 印象を決めるのは、挨拶と仕事のやり取りです |
3つ目が大事です。
お菓子で作れる印象は、その日のうちに消えます。
毎朝の挨拶のほうが、はるかに効きます。
配るかどうかで悩む時間があるなら、名前を覚えることに使ったほうが役に立ちます。
なぜ、こんなに迷うのか
たかがお菓子なのに、ずいぶん悩んでしまう。
理由は、お菓子そのものではありません。
| 本当に気にしていること | お菓子はその代わり |
|---|---|
| 受け入れてもらえるか | 好意を示す手段として考えています |
| 職場のルールが分からない | 外したくないので、判断できません |
| 話しかけるきっかけがほしい | 配ることを口実にしようとしています |
| 何かしないと落ち着かない | 不安を行動で埋めようとしています |
3つ目なら、お菓子でなくても大丈夫です。
「この作業、教えていただけますか」のほうが、ずっと自然なきっかけになります。
4つ目の場合は、配っても不安は消えません。
配ったあとに「反応が薄かった」と、また気にすることになります。
不安の正体は、まだ職場に馴染めていないことです。
それはお菓子では解決しません。
時間と、日々のやり取りで解決します。
馴染めないつらさが続いているなら、中途入社で馴染めないときも読んでみてください。
それでも配りたいときの、4つのルール
配ること自体は、悪いことではありません。
ただ、やり方を間違えると逆効果になります。
① 個包装のもの(切り分けが必要なものは、手間をかけます)
② 人数より少し多め(足りないのがいちばん気まずいです)
③ 休憩時間に(作業中に回ると、手を止めさせます)
④ 一度だけ(習慣にしない)
④が、いちばん大事です。
毎週のように配ると、周りが気をつかい始めます。
「お返しをしたほうがいいのか」と思わせてしまうからです。
実際、配りすぎる人が負担になっているという声もあります。
好意のつもりが、逆になってしまいます。
金額の目安
高いものは、かえって気をつかわせます。
| 人数 | 目安 |
|---|---|
| 10人程度 | 1,000〜1,500円ほど |
| 20人程度 | 2,000〜3,000円ほど |
| それ以上 | 配らないか、自分の部署だけにする |
一人あたり100〜150円くらいで十分です。
これ以上になると、受け取る側が構えます。
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4つのルールのうち、①個包装 ②人数より少し多めを満たすものの一例です。
配るかどうかは、先に職場のやり方を確かめてからで構いません。迷っているなら、配らなくても困りません。
※Amazonのアソシエイトとして、退職前夜は適格販売により収入を得ています。
配るときの、渡し方
渡し方にも、コツがあります。
「お世話になっております。◯◯です。
よろしければ、皆さんでどうぞ。」
一人ずつ手渡しするより、共有スペースに置くほうが楽です。
| 置く場合 | 手渡しする場合 |
|---|---|
| 休憩室や給湯室に、一言添えて置く | 自分の部署の、席が近い人だけ |
| 手を止めさせない。全員に行き渡る | 顔を覚えてもらう機会にはなります |
置く場合は、メモを添えておいてください。
「◯◯部の△△です。
どうぞお召し上がりください。
よろしくお願いいたします。」
これがないと、誰が置いたか分からず手をつけてもらえません。
まず、職場のやり方を確かめる
配るかどうかを決める前に、確認したほうが早いです。
「基本的なことですみません。
こちらでは、旅行のお土産などを配る習慣はありますか。」
この聞き方だと、入社のお菓子の話も自然に出てきます。
聞く相手は、自分と近い立場の先輩がいいです。
職場によって、まったく違います。
| 職場のタイプ | どうするか |
|---|---|
| 誰も配っていない | 配らなくて大丈夫です |
| お土産を配る習慣がある | 入社時も配ると、自然に馴染めます |
| 食べ物の持ち込みが禁止 | 配らないでください。ルールが優先です |
| 分からない | 配らずに様子を見て、必要なら後日 |
3つ目は、実際にあります。
衛生上の理由や、アレルギーへの配慮で禁止している職場があります。
確認せずに配らないでください。
・アレルギーのある人がいる可能性があります(原材料が分かる個包装が安心です)
・宗教上の理由で、食べられないものがある方もいます
・「食べてください」と強く勧めない
・受け取らない人がいても、気にしない
配られる側になったとき
逆に、もらう側になることもあります。
やることは、お礼を言うだけです。
お返しは、基本的に必要ありません。
気になるなら、自分が旅行に行ったときに配るくらいで十分です。
その場でお返しをすると、やり取りが続いてしまいます。
食べられないものなら、無理に受け取らなくて構いません。
「ありがとうございます。あとでいただきます」で十分です。
お菓子より、効くこと
好意を伝えたいなら、もっと確実な方法があります。
・毎朝、自分から挨拶する(毎日できて、費用もかかりません)
・教えてもらったら、お礼を言う(「助かりました」の一言)
・頼まれたことを、きちんと終わらせて報告する
・名前で呼ぶ(「◯◯さん、ありがとうございました」)
どれも、お金がかかりません。
そして、毎日続けられます。
お菓子は一度きりですが、この4つは積み上がります。
4つ目は、意外と効きます。
名前をつけて呼ばれると、覚えてくれていると伝わります。
入ったばかりの人が名前を覚えているのは、それだけで好印象です。
名前が覚えられないときは、中途入社で名前が覚えられないときを参考にしてください。
「◯◯さん、昨日教えていただいた件、無事に終わりました。
ありがとうございました。」
これを言われて、嫌な気持ちになる人はいません。
退職するときは、どうするか
辞めるときにも、同じ悩みが出てきます。
考え方は、入社時と同じです。
| 入社時 | 退職時 |
|---|---|
| 配らなくて困りません | 同じく、必須ではありません |
| 職場の習慣に合わせる | 同じ。周りが配っているかを見る |
| 一度だけ | 最終出社日に一度だけ |
ただし、退職時にはひとつだけ違う点があります。
辞めたあとも関わる相手がいるかどうかです。
同業他社への転職で、仕事で会う可能性があるなら、配っておくと関係が保てます。
詳しい判断の基準は、退職に菓子折りはいらない?にまとめています。
最終出社日に有給消化で人が少ない場合は、共有スペースに置いて、挨拶メールを送れば十分です。
「本日付で退職いたします◯◯です。
大変お世話になりました。
ささやかですが、どうぞお召し上がりください。」
これで、渡せなかった人にも気持ちは伝わります。
パートや派遣で入ったときは
雇用の形によって、悩み方が変わることがあります。
ですが、結論は同じです。
・配らなくて困りません
・配るなら、自分の関わる範囲だけ
・一度だけにする
・職場のルールが優先
むしろ、短期間の勤務ほど、配らないほうが自然です。
数か月で契約が終わる場合、配ることで関係を作る必要は高くありません。
日々の挨拶と、仕事のやり取りで十分です。
派遣で入った場合は、派遣元のルールも確認しておいてください。
職場によっては、物のやり取りを控えるよう決められていることがあります。
迷ったら、配らないを選んでください。
配らなかったことで問題になった例は、ほとんどありません。
タイプ別|いま、どれに当てはまるか
□ 職場に、配る習慣がなさそう
□ 人数が多く、負担が大きい
□ 迷っている
このタイプは、配らなくて大丈夫です。迷っているなら、配らないほうを選んでください。
□ お土産を配る習慣が、職場にある
□ 部署の人数が、10人程度
□ 自分が配りたい気持ちがある
このタイプは、4つのルールを守って、一度だけ配ってください。
□ 食べ物の持ち込みが禁止されている
□ 交代制で、全員が揃う時間がない
□ 費用の負担が、大きいと感じる
このタイプは、配らないでください。無理をする必要はまったくありません。
よくある質問
Q. 初日に配るべきですか
初日は、荷物も多く、余裕がありません。配るなら、数日たって様子が分かってからで十分です。急ぐ必要はありません。
Q. 何を買えばいいですか
個包装で、日持ちするものが無難です。常温で保存できて、手が汚れないものを選んでください。生菓子は避けたほうが安心です。
Q. 部署以外の人にも配るべきですか
自分の部署だけで十分です。範囲を広げると、きりがなくなります。よく関わる他部署の人がいれば、そのときに渡せば構いません。
Q. 配ったら、お返しをもらってしまいました
ありがたく受け取って、お礼を言ってください。やり取りを続ける必要はありません。「ありがとうございます」で終わらせて大丈夫です。
Q. 周りがよく配るので、自分も配らないといけない空気です
もらうたびに配る必要はありません。旅行に行ったときや、長く休んだあとなど、機会があったときだけで十分です。
Q. 出張や旅行のあとは、配るべきですか
職場の習慣によります。配る人が多いなら、合わせておくと自然です。習慣がないなら、配らなくて構いません。
Q. お菓子を配ったのに、反応が薄かったです
そういうものです。置いておけば、いつの間にかなくなっています。お礼を言われないことも多いですが、気にしなくて大丈夫です。
Q. 交代制の職場で、全員に配れません
休憩室に置いて、メモを添えておいてください。何日かかけて、いつの間にか配り終わります。全員に手渡す必要はありません。
Q. 前の職場では、配るのが当たり前でした
職場ごとに習慣は違います。前と同じにしなくて構いません。まずは、いまの職場のやり方を確かめてください。「前はこうでした」と持ち込まないほうが無難です。
Q. 配るかどうかを、上司に聞いてもいいですか
聞いて構いません。ただ、上司より、同じ立場の先輩のほうが実情を知っています。「お土産を配る習慣はありますか」と、一般的な話として聞くのがおすすめです。
Q. 歓迎会でお菓子を持っていくべきですか
必要ありません。歓迎会は、開いてもらう側です。手土産を持っていくと、かえって気をつかわせます。当日のお礼を言うだけで十分です。
Q. アレルギーのある人がいると聞きました
原材料が分かる個包装のものを選んでください。そのうえで、共有スペースに置く形にすれば、食べるかどうかを本人が選べます。手渡しより安心です。
Q. 配る前に、人数を確認する方法はありますか
座席表があれば、いちばん確実です。なければ「この部署は何名いらっしゃいますか」と聞いても不自然ではありません。少し多めに用意しておけば、数え間違いも吸収できます。
Q. 配ったあと、名前を覚えてもらえましたか
お菓子だけでは、覚えてもらえません。渡すときに名前を名乗り、そのあとの挨拶を続けてください。覚えてもらえるかどうかは、そちらで決まります。
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迷ったら、配らなくて大丈夫です
① 職場に、お土産を配る習慣があるか聞いてみる
② 習慣がなければ、配らないと決める
③ 配るなら、個包装・少し多め・休憩時間・一度だけ
入社時にお菓子を配るのは、必須ではありません。
配らなくて困ることは、まずありません。
印象を決めるのは、挨拶と、仕事のやり取りです。
配るなら、一度だけにしてください。習慣にすると、かえって負担になります。
職場の細かい習慣が気になるときは、職場での呼び方が分からないときも読んでみてください。同じ考え方で決められます。
職場の空気が合わないと感じ続けるなら、転職エージェントの選び方も見ておいてください。
※本記事は一般的な情報の解説であり、法的助言ではありません。職場の慣習やルールは勤務先によって異なります。食品を扱う際は、アレルギーなどへの配慮をお願いします。※本記事には広告(PR)を含みます。