面接の逆質問が思いつかない…そのまま使えるリストと選び方
面接の逆質問は、あなたを試す「試験」ではなく、あなたと会社が、お互いを確認し合う時間です。だから、気の利いた質問をひねり出す必要はありません。この記事では、そのまま使える逆質問のリスト、聞かないほうがいい質問、そして「特にありません」を避ける最終手段まで、具体的にお伝えします。準備さえあれば、逆質問は怖くありません。
面接の最後に、必ずと言っていいほど聞かれる「何か質問はありますか?」。
頭が真っ白になって、「特にありません」と答えてしまう。
「もっと気の利いた質問をすべきだったのに」と、面接のあとで落ち込む。
逆質問が苦手な人は、とても多いです。
でも、大丈夫です。
逆質問は、準備さえしておけば、まったく怖くありません。
この記事では、逆質問の正しい捉え方と、そのまま使える質問例を、たっぷりお伝えします。
まず、逆質問が「試験ではない」という話からです。
まず、いまの状態をセルフチェック
逆質問について、いくつ当てはまりますか。
- ☑ 「何か質問は?」と聞かれると、いつも困る
- ☑ つい「特にありません」と答えてしまう
- ☑ 気の利いた質問をしなければ、と気負ってしまう
- ☑ 何を聞けば評価されるのか、分からない
- ☑ 逆質問のせいで、面接に苦手意識がある
当てはまるなら、まず知ってください。
逆質問は、才能ではなく、準備で差がつくものです。
準備で、必ず乗り越えられます。
逆質問は「試験」ではなく「相互確認の時間」
多くの人が、逆質問を「気の利いたことを言って、評価を上げる試験」だと思っています。
でも、それは誤解です。
逆質問の本来の目的は、あなたと会社が、お互いに疑問を解消し、ミスマッチを防ぐことです。
あなたにとっては、入社後に「思っていたのと違う」を防ぐ、貴重な確認の機会。
会社にとっては、あなたの意欲や関心を知る時間です。
気の利いた質問をひねり出すより、あなたが本当に知りたいことを聞くほうが、ずっと自然で好印象です。
だから、無理に難しいことを聞く必要はありません。
「入社後、どんなふうに働くのか知りたい」という素直な気持ちから質問すれば、それで十分です。
そのまま使える、逆質問リスト
とはいえ、その場で思いつくのは難しいもの。
事前に用意しておける、そのまま使える逆質問を、目的別に紹介します。
① 意欲が伝わる質問
- 入社までに、勉強しておいたほうがよいことはありますか
- 活躍されている方に、共通する特徴はありますか
- 早く戦力になるために、意識すべきことはありますか
② 働き方をつかむ質問
- 入社後は、どのような仕事から担当することが多いですか
- 1日の仕事の、おおまかな流れを教えていただけますか
- チームは、何名くらいで構成されていますか
③ 入社準備に関わる質問
- 配属先は、どのように決まりますか
- 入社後の研修やサポート体制について教えてください
- 評価は、どのような基準で行われますか
全部を聞く必要はなく、自分が本当に気になるものを選べばいい。
この中から、その面接で聞きたいものを2〜3個、事前に選んでおけば、「特にありません」を避けられます。
聞かないほうがいい、逆質問
一方で、印象を下げてしまう逆質問もあります。
避けたいのは、次のようなものです。
- 調べれば分かること:会社の事業内容や、公式サイトに載っていることを聞くと、準備不足に見える
- 待遇や条件「だけ」を、一次面接で聞く:給与や休日ばかりだと、仕事への関心が薄い印象に
- 「はい・いいえ」で終わる質問:会話が広がらず、もったいない
- ネガティブすぎる質問:「残業は多いですか」だけだと、後ろ向きに聞こえることも
避けたいのは、準備不足に見える質問と、条件だけを気にしている印象を与える質問。
待遇面は聞いてもいいのですが、聞き方とタイミングに注意が必要です。
「特にありません」を避ける、最終手段
準備した質問を全部聞かれてしまった、あるいは頭が真っ白になった。
そんなときの最終手段も、用意しておきましょう。
ひとつは、感想を添えて意欲を伝える方法です。
「本日のお話で、御社の◯◯という点にとても魅力を感じました。ぜひ働きたいという思いが強まりました」。
質問でなくても、前向きな一言で締めれば、印象は良くなります。
もうひとつは、素直に聞く方法です。
「本日で疑問はほぼ解消できました。最後に、◯◯様がこの会社で働いていて、いちばんやりがいを感じるのはどんなときですか」。
面接官個人に、やりがいや魅力を聞くのは、会話も広がり、好印象です。
逆質問は、エージェントと準備できる
「その会社で、何を聞けばいいか分からない」という場合は、転職エージェントに相談するのがおすすめです。
エージェントは、その企業の面接の傾向や、過去に評価された逆質問を知っていることがあります。
あなたの応募先に合わせて、効果的な逆質問を一緒に考えてくれます。
転職エージェントは、採用が決まった企業から報酬を受け取る仕組みのため、求職者は無料で使えます。
さらに、給与や残業といった聞きにくい条件面は、あなたに代わってエージェントが確認してくれます。
面接で直接聞きにくいことを任せられるのも、大きなメリットです。
エージェントは、年齢と地域で選ぶのが失敗しないコツです。
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面接の逆質問が苦手です。応募先に合った、効果的な逆質問を一緒に考えてもらえますか。また、給与や残業など、聞きにくい条件面も確認してもらえると助かります。
面接対策をしてくれるエージェントを頼れば、逆質問の不安はぐっと減ります。
選び方をまとめて比べたいときは、こちらをどうぞ。
逆質問で、こんなことも確認できる
逆質問は、あなたが入社後に後悔しないための、大切な確認の場でもあります。
評価を上げるためだけでなく、自分を守るためにも使えます。
たとえば、「未経験入社の先輩は、1年後どんな仕事をしていますか」と聞けば、入社後のキャリアの見通しが分かります。
「チームの雰囲気を、一言で表すとどんな感じですか」と聞けば、社風の一端が見えます。
気になることを素直に聞くことは、ミスマッチを防ぐ、あなたのための行動です。
こうした質問は、意欲のアピールになると同時に、あなた自身が「この会社で本当にやっていけるか」を見極める材料にもなります。
逆質問は、会社を選ぶ側の、あなたの武器なのです。
Q. 逆質問をたくさんすると、しつこいと思われませんか?
数の問題ではなく、内容とタイミングの問題です。
面接の残り時間を見て、2〜3個に絞るのがおすすめです。
時間が押しているのに次々と質問すると、空気を読めない印象になります。
逆に、良い質問を1〜2個、的確にすれば、それで十分に好印象です。
量より質を意識してください。
Q. 給与や昇給のことは、聞いてはいけませんか?
ダメというわけではありません。
ただ、一次面接で真っ先に聞くと、条件面ばかり気にしている印象になりがちです。
選考が進んでから、あるいは内定後に聞くのが無難です。
どうしても早く知りたい場合は、エージェント経由で確認してもらえば、あなたの印象を損なわずに、正確な情報が得られます。
よくある質問
Q. 一次面接と最終面接で、逆質問は変えるべきですか?
変えるのがおすすめです。
一次面接では、仕事内容や働き方など、現場に近い質問が向いています。
最終面接は役員や社長が出てくることが多いので、会社の方向性やビジョン、事業の将来性といった、大きな視点の質問が合います。
相手の立場に合わせて質問を選ぶと、「よく考えているな」と好印象になります。
Q. 残業や休日のことは、いつ聞けばいいですか?
気になるのは当然ですが、一次面接でいきなり聞くと、条件面ばかり気にしている印象になりがちです。
選考が進んでから聞くか、エージェント経由で確認してもらうのが無難です。
エージェントなら、あなたの印象を損なわずに、正確な情報を教えてくれます。
聞きにくいことこそ、プロに任せるのが賢いやり方です。
Q. 逆質問の数は、いくつ用意すればいいですか?
3〜5個ほど用意しておくと安心です。
面接の中で、いくつかは会話の中で解消されてしまうことがあるからです。
多めに準備しておけば、「用意した質問が全部なくなった」という事態を防げます。
ただし、全部を無理に聞く必要はなく、その場で本当に聞きたいものを選べば大丈夫です。
逆質問の「準備メモ」を、作っておく
逆質問で失敗しないいちばんの方法は、面接前に「準備メモ」を作っておくことです。
難しいものではありません。
紙でもスマホのメモでもいいので、聞きたい質問を5つほど書き出しておきます。
オンライン面接なら、画面の見えないところに置いておけば、いざというとき見られます。
対面でも、面接前に見返しておけば、頭に入ります。
そして、その会社の求人票や公式サイトを事前に読んで、「調べれば分かること」は質問リストから外しておく。
準備メモがあるだけで、逆質問の不安は、ほとんど消えます。
準備メモがあれば、「特にありません」と口走ることは、もうありません。
この準備は、5分あればできます。
たった5分の準備が、面接の最後の印象を、大きく変えます。
Q. 圧迫的な面接官で、質問しづらい雰囲気のときは?
無理に質問をひねり出さず、簡潔に1つだけ聞けば十分です。
それでも、そういう雰囲気の面接をする会社は、入社後の社風も同じかもしれない、という見極めの材料にもなります。
逆質問は、あなたが会社を見極める時間でもあります。
質問しづらい空気そのものが、その会社の一面を教えてくれています。
Q. すべて調べて臨んだので、聞くことがなくなりました
しっかり準備した証拠ですが、それでも一つは質問を用意しておくのがおすすめです。
「面接官ご自身が、この会社で働く魅力を感じるのはどんなときですか」といった、相手個人に聞く質問は、下調べでは分からないので、いつでも使えます。
会話も広がり、好印象になります。
逆質問が、合否を分けることもある
逆質問は、面接の最後の印象を決める、大事な場面です。
実は、ここで合否が分かれることもあります。
たとえば、二人の応募者がいて、能力が同じくらいだった場合。
最後に「特にありません」と答えた人と、意欲の伝わる質問をした人。
採用したくなるのは、後者であることが多いのです。
逆質問は、最後にもう一度、意欲と誠実さを伝えられる、貴重なチャンスなのです。
だからこそ、逆質問を「おまけ」だと軽く見ず、しっかり準備する価値があります。
とはいえ、気負う必要はありません。
この記事のリストから、聞きたいものを選んでおくだけで、あなたは十分に準備できています。
Q. 逆質問が、面接官への「逆評価」に見えないか心配です
心配いりません。
逆質問は、あなたが会社を理解しようとする前向きな姿勢であって、上から評価する行為ではありません。
「教えていただけますか」という謙虚な聞き方をすれば、失礼になることはありません。
むしろ、よく考えられた質問は、真剣に入社を考えている証拠として、好意的に受け取られます。
Q. オンライン面接でも、逆質問は同じでいいですか?
基本は同じで大丈夫です。
オンラインの利点は、手元にメモを置けること。
準備した逆質問を、画面の見えないところに貼っておけば、安心して臨めます。
ただ、通信の関係で相手の話が途切れることもあるので、質問は簡潔に、はっきり伝えるよう意識すると、より伝わりやすくなります。
逆質問は、あなたが会社を選ぶ時間
逆質問は、会社があなたを見るだけの時間ではありません。
あなたが、会社を見極める時間でもあります。
入社後に後悔しないために、本当に知りたいことを聞く。
それは、評価を上げるテクニックである以前に、あなた自身のための、大切な確認です。
準備した質問を持って臨めば、「特にありません」で終わることは、もうありません。
気の利いたことを言おうとしなくて、大丈夫。
あなたが素直に知りたいことを聞けば、それがいちばん、伝わります。
【今夜の一歩】今夜は、この記事の逆質問リストから、次の面接で聞きたいものを3つ選んで、メモしておいてください。それだけで、逆質問の不安は、ほとんど消えます。