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先輩と上司で言うことが違う…自分で選ばない。板挟みから抜ける確認の仕方

taishokuzenya
結論から
言うことが違うときは、どちらかを選ばないでください。
あなたが決めると、片方を否定したことになります。
やることは1つ。両方の名前を出して、「どちらで進めましょうか」と確認する。
板挟みを解くのは、あなたの仕事ではありません。

先輩に教わったとおりにやった。

そうしたら、上司に「違う」と言われた。

直したものを先輩に見せると、「前のほうが良かったのに」と言われる。

どちらも間違っていないように聞こえる。

でも、怒られるのは自分だけ。

この記事は、板挟みから抜ける言い方を書きます。

自分で選ぶと、必ず損をします

いちばんやってはいけないのが、自分でどちらかに決めることです。

自分で選ぶと起きること
上司のやり方を選ぶ先輩に「教えたのに」と思われます
先輩のやり方を選ぶ上司に「言ったはずだ」と言われます
どちらか黙って決める外れたときに、あなたの判断ミスになります

どれを選んでも、責任だけがあなたに来ます。

しかも、入ったばかりのあなたにはどちらが正しいか判断する材料がありません。

二人のあいだに、過去の経緯があるかもしれない。

部署のルールが変わったばかりかもしれない。

知らないことが多すぎます。

だから、選ばないでください。

なぜ、言うことが違うのか

理由が分かると、受け止め方が変わります。

多くは、どちらも間違っていません。

理由どういうことか
①見ている範囲が違う先輩は作業の効率、上司は他部署への影響を見ています
②ルールが変わった先輩が、変更を知らないまま教えていることがあります
③例外の扱いが違う「普通はこう、この案件だけ別」が共有されていません
④単純に好みの差どちらでも成立する部分に、それぞれのやり方があります

①が分かると、両方を聞く意味が出てきます。

先輩のやり方は速く、上司のやり方は安全、ということがよくあります。

④の場合、どちらでも構わないことも多いです。

上司に確認したときに「どちらでもいい」と言われたら、そういうことです。

そのときは、教えてくれた先輩のやり方で進めてください。

教わったとおりにやるほうが、関係が保てます。

どちらも聞いておくと、あとで効きます

板挟みはつらい場面ですが、得られるものもあります。

2つのやり方を知っているのは、あなただけです。

慣れてくると、場面によって使い分けられるようになります。

急ぎのときは先輩のやり方、確実性が要るときは上司のやり方、というように。

いまは混乱の種でも、半年後には引き出しになります。

両方の名前を出して、確認する

やることは、これだけです。

そのまま使える確認の仕方
「◯◯さんからは△△のやり方で、と伺っていました。
こちらの方法に変えてもよろしいでしょうか。」

(どちらにも聞ける場合)
「◯◯さんは△△、□□さんは■■とおっしゃっていて、
どちらで進めればよいか教えていただけますか。」

両方の名前を出すのが大事です。

名前を出すと、あなたの判断ミスではなくなります。

そして、二人のあいだで調整してもらえます。

名前を出さずに「こう聞いたのですが」と言うと、あなたが勝手に解釈したように受け取られます。

言い方のコツ
・「どちらが正しいですか」とは聞かない(どちらかを否定させることになります)
・「どちらで進めましょうか」と聞く(進め方の相談になります)
・責めている口調にしない
・その場で結論が出なくても、待つ

2つ目が大事です。

正しさではなく、進め方を聞いてください。

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どちらに聞くのが先か

迷ったら、上司が先です。

理由は、責任の所在がそこにあるからです。

状況先に聞く相手
やり方が分かれている上司(決める立場の人)
細かい手順だけの違い先輩(実際にやっている人)
お客様や他部署に関わる上司(影響が大きいため)
上司が不在先輩に聞き、戻ってから上司に報告

最後の行を、覚えておいてください。

上司がいないときは、先輩に聞いて進めていいです。

ただし、戻ってきたら報告してください。

「◯◯さんに確認して、この形で進めました」と伝えておけば、あとで問題になりません。

教えてくれた先輩への、気づかい

上司の指示に変えるとき、先輩に何も言わないのは避けてください。

黙って変えると、次に見たときに驚かせてしまいます。

先輩に伝える一言
「先ほど◯◯さんから、こちらの形でとご指示があったので、
直しました。教えていただいたのに、すみません。」

この一言で、関係が壊れません。

先輩の立場からすると、教えたことが否定されたように感じる場面です。

一言添えるだけで、まったく違います。

そして、先輩を責める言い方はしないでください。

「◯◯さんは違うと言っていました」ではなく、「ご指示があったので」にしてください。

繰り返し起きるとき

同じことが何度も起きるなら、その都度の確認では追いつきません。

仕組みとして解決してもらってください。

上司に相談するときの一言
「◯◯の作業で、教わる内容が分かれることが何度かありました。
どちらの形を基本にすればよいか、決めていただけると助かります。
手順をまとめておけば、次に入る方も迷わないと思います。」

手順をまとめる提案まで足すのがコツです。

人の話ではなく、仕組みの話になります。

これなら、どちらの顔もつぶれません。

あなたが作った手順書が、そのまま職場の基準になることもあります。

これは別の問題です
・二人の対立に、意図的に巻き込まれている
・どちらに従っても、人前で責められる
・「あの人の言うことを聞くな」と言われる
こうした状態が続くなら、日付と内容を記録したうえで、社内の相談窓口や各労働局の総合労働相談コーナーに相談できます。

記録に残しておくと、迷いません

確認した結果は、その場で書き留めてください。

口頭で決着しても、次にやるときには忘れています。

残しておく形(1行で十分)
・日付
・誰に確認したか
・どちらの形に決まったか
例:9/20 ◯◯さんに確認。請求書はAの形で統一と決定

この一行があるだけで、次から迷いません。

そして、また違うことを言われたときに、確認済みだと示せます。

記録を使うときの言い方
「以前、◯◯さんにご確認したときは、この形で、とのことでした。
変更になっているようでしたら、そちらに合わせます。」

責める形になっていないのがポイントです。

「変わったなら合わせます」という姿勢にしてください。

これなら、相手も引っ込みがつきます。

メモの残し方は、メモを取っても覚えられないときも参考にしてください。

どちらにも、良い関係を保つために

板挟みで消耗するのは、どちらかに嫌われたくないからです。

その不安は、次の3つで減らせます。

両方と関係を保つ3つ
・教わったら、必ずお礼を言う(どちらにも同じように)
・やり方を変えたときは、必ず伝える(黙って変えない)
・どちらの悪口も言わない(同意もしない)

3つ目が、いちばん大事です。

片方から相手の不満を聞かされたとき、うなずくだけでも同意になります。

「そうなんですね」で止めて、その場を離れてください。

入ったばかりのあなたは、どちらの味方にもなれる立場にいます。

それは弱い立場に見えますが、実はいちばん自由な立場でもあります。

どこにも属していないからこそ、両方に聞けるのです。

この立場は、半年もすればなくなります。

いまのうちに、両方から教わっておいてください。

タイプ別|いま、どれに当てはまるか

確認すれば済むタイプ
□ どちらも、悪意はなさそう
□ 聞けば、答えてもらえる
□ 数回しか起きていない

このタイプは、両方の名前を出して確認するだけで解決します。

仕組みで直したほうがいいタイプ
□ 同じことが、何度も起きている
□ 手順書やマニュアルが、職場にない
□ 人によってやり方がバラバラ

このタイプは、手順をまとめる提案をしてください。

巻き込まれているタイプ
□ 二人の関係が、明らかに良くない
□ どちらに従っても責められる
□ 相手の悪口を聞かされる

このタイプは、どちらにも寄らないでください。

悪口を聞かされてつらいときは、職場で悪口を聞かされるときも参考にしてください。

よくある質問

Q. 上司に確認したら、先輩の顔をつぶしませんか

「どちらが正しいですか」と聞くと、そうなります。「どちらで進めましょうか」と進め方として聞けば、誰も否定されません。聞き方だけの違いです。

Q. 上司が忙しくて、その場で聞けません

先輩のやり方で進めておいて、あとで「◯◯さんに確認してこの形で進めました」と報告してください。止まっているより、報告しながら進めるほうが評価されます。

Q. どちらも間違っている気がします

入ったばかりのうちは、判断を保留してください。前提を知らないだけかもしれません。気になるなら「この方法だと◯◯になりそうですが、大丈夫でしょうか」と確認の形で聞いてください。

Q. 先輩が上司に確認してくれません

あなたから聞いて構いません。「念のため、◯◯さんにも確認しておきますね」と一言添えておけば、抜け駆けにはなりません。

Q. 複数の先輩で、言うことが違います

同じ対応です。「◯◯さんからは△△、□□さんからは■■と伺いました」と両方の名前を出して、上司に確認してください。

Q. 上司の言うことがそのたびに変わります

その場合は、指示を受けたときに復唱して、短い記録を残してください。上司の指示がコロコロ変わるときに、詳しく書いています。

Q. 確認していたら、仕事が遅いと言われました

確認は、着手前に一度にまとめてください。作業の途中で何度も止まると、遅く見えます。先に方向を決めてから進めると、確認の回数も減ります。

Q. 自分が悪いような空気になります

板挟みは、教える側の連携の問題です。あなたの理解力の問題ではありません。両方の名前を出して確認していれば、それが記録にもなります。

Q. 上司に確認したことを、先輩に伝えるべきですか

伝えてください。黙って変えると、先輩が驚きます。「ご指示があったので直しました」と一言添えれば十分です。責める言い方にしないのがコツです。

Q. どちらも忙しくて、確認する時間がありません

「30秒だけ確認させてください」と時間を区切ってください。それでも捕まらないなら、短いメッセージで送っておいてください。確認しようとした記録が残ります。

Q. 上司も先輩も、自分のやり方を譲りません

その場合は、あなたが決める話ではありません。「お二人でご相談いただけますか。決まりましたら、そのとおりに進めます」と伝えてください。押しつけずに、判断を戻す言い方です。

Q. 確認したのに、あとから「そうは言っていない」と言われます

口頭だけだと起きやすいです。確認したあとに短いメッセージを送る形にしてください。「先ほどの件、この形で進めます」の一文で十分です。残しておけば、次から同じことは起きません。

Q. 先輩のやり方のほうが明らかに効率的です

それでも、まずは上司の指示に従ってください。そのうえで、一通りできるようになってから「◯◯のやり方だと時間が短くなりそうなのですが」と提案すると、通りやすくなります。順番が大事です。

Q. 板挟みが続いて、疲れてしまいました

確認の回数が多すぎるのかもしれません。その都度ではなく、一度まとめて「基本の形を決めていただけますか」と相談してください。仕組みで解決するほうが、消耗しません。

Q. 入ったばかりで、二人に聞くのも気が引けます

入ったばかりだからこそ、聞いて自然です。半年たってから聞くほうが、かえって難しくなります。いまのうちに確認しておいてください。

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選ばずに、聞いてください

今日やること
① どちらかを選ぼうとしない
② 「◯◯さんからは△△と伺っていました」と、名前を出して確認する
③ やり方を変えたら、教えてくれた人にも一言伝える

言うことが違うときは、自分で選ばないでください。

両方の名前を出して、どちらで進めるかを確認してください。

板挟みを解くのは、あなたの仕事ではありません。

何度も起きるなら、手順をまとめる提案をしてください。

それでも変わらない職場が続くなら、転職エージェントの選び方も見ておいてください。

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※本記事は一般的な情報の解説であり、法的助言ではありません。困ったときは総合労働相談コーナー(各労働局)などの公的な窓口にご相談ください。※本記事には広告(PR)を含みます。

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退職前夜

新卒で入った会社を、休職を経て辞め、個人事業主として独立しました。「辞めたいな…」と思う夜に、そっと寄り添う記事を書いています🌙

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