入社前に何を買えばいい?必要なのは4つだけ。残りは入ってから決める
入社前に買うものは、思っているより少ないです。
先に決めるのは「買うもの」ではなく買わないものです。
入社前に必要なのは4つだけ。①書くもの ②印鑑 ③服 ④持ち物を入れるもの。
それ以外は入ってから決めてください。職場を見ないと、何が必要か分かりません。
先に買って使わなかった、という声がいちばん多いのです。
入社が決まった。
何かそろえておいたほうがいいんだろうか。
調べると、あれもこれも必要だと書いてある。
全部買うと、けっこうな金額になる。
この記事は、本当に入社前に必要なものだけを書きます。
先に、買わないものを決めてください
これがいちばん大事です。
入社前に買って、使わなかったという声がとても多いのです。
| 買わなくていい | なぜ |
|---|---|
| 文房具ひとそろえ | ほとんどの職場で支給されます |
| 収納用品・卓上のもの | 机の大きさを見てから。持ち込み禁止の職場もある |
| 電気を使うもの | 持ち込みが禁止されていることがある |
| パソコン | 支給されるのが普通。言われてから考える |
| 仕事に関する本 | 何を使うか、入ってから分かる |
| 職場で履く靴 | 履き替える職場かどうかを見てから |
この6つを我慢するだけで、数千円から一万円は変わります。
そして、入ってから買っても何も遅れません。
気合いを入れて全部そろえて、初日に「それ、会社にありますよ」と言われること。
悪いことではないのですが、お金がもったいないです。
職場を見てから買う。これだけで無駄が消えます。
ただし、電気を使うものについては、もうひとつ理由があります。
足元を温める機器、卓上の小さな家電など。
火の元や配線の安全の問題なので、決まりがあるのは当然です。
買う前に「持ち込んでいいか」を聞いてください。
入社前に必要なのは、4つだけです
逆に、これだけは先に用意しておいてください。
初日に使うものだからです。
| 用意するもの | 初日にどう使うか |
|---|---|
| ① 書くもの(黒のボールペン) | 書類に記入する。これがないと困ります |
| ② 印鑑(認印) | 書類に押す。会社は用意してくれません |
| ③ 服 | 初日に着るもの。指定がなければ落ち着いたもの |
| ④ 持ち物を入れるもの | 書類がA4で渡されます。折らずに入る大きさ |
この4つがあれば、初日は乗り切れます。
④について、ひとつだけ補足します。
初日は思ったより書類をもらいます。
保険の書類、就業規則、案内、名札。
A4が折らずに入るものを持っていってください。
小さいかばんだと、書類を丸めて持ち帰ることになります。
①書くもの
黒のボールペン1本で足ります。
選ぶときに見るのは、3つだけです。
| 見るところ | 理由 |
|---|---|
| 黒であること | 書類は黒で書くのが基本。消えるタイプは使えません |
| 細さ | 0.5mmか0.7mmが無難。枠が小さい書類もある |
| 替えが手に入るか | 気に入っても替え芯がないと続かない |
こすると消えるボールペンは、公的な書類や契約に使えません。
熱で文字が消えることがあるためです。
普段それを使っている人は、初日だけ別のものを持ってください。
高いものはいりません。数百円のもので十分です。
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条件に合うものの一例です。黒の0.5mm、替え芯もどこでも手に入ります。
これでなければいけないという話ではありません。黒で、書きやすくて、替えが手に入るなら、どれでも構いません。
1本あれば足ります。職場に行けば支給されることも多いので、まとめ買いは入ってから考えてください。
※Amazonのアソシエイトとして、退職前夜は適格販売により収入を得ています。
②印鑑
認印を1つ、持っておいてください。
会社が用意することは、ほとんどありません。
| 種類 | 入社時に必要か |
|---|---|
| 認印(みとめいん) | 必要。書類に押す |
| 実印 | 入社時には、ふつう不要 |
| 銀行印 | 給与の口座を新しく作る場合に必要 |
認印は、名字だけのものでかまいません。
文房具店や百円ショップで手に入る、ありふれた名字のものでも使えます。
ただ、名字が珍しい場合は作るのに数日かかります。
早めに確かめておいてください。
朱肉です。
スタンプ式でないタイプの印鑑は、朱肉がないと押せません。
小さいものを1つ、かばんに入れておくと安心できます。
③服
会社から指定があれば、それに従ってください。
指定がない場合は、こう考えると迷いません。
初日だけは、少しきちんとしたものにする。
2日目以降は、周りを見て合わせればいいのです。
| 場面 | 初日の服 |
|---|---|
| スーツと言われた | スーツ。落ち着いた色で |
| 「私服で」と言われた | きれいめの私服。派手な色や柄は避ける |
| 何も言われなかった | きちんとしたほうに寄せる。浮いても初日だけ |
| 制服がある | 初日は私服で行き、着替える |
スーツがない場合、初日のために慌てて買わなくても構いません。
襟のあるシャツと、落ち着いた色のズボンかスカート。
それで十分に「きちんとした人」に見えます。
④持ち物を入れるもの
初日の書類が入る大きさにしてください。
見るところは2つです。
ひとつ、A4が折らずに入るか。
ふたつ、置いたときに自分で立つか。
2つ目が意外と効きます。
立たないかばんは、床に置いたときに倒れて中身が出ます。
面談や研修で床に置く場面があるので、立つほうが扱いやすいです。
いま持っているかばんで条件を満たすなら、それで構いません。
新しく買う必要はありません。
もらった書類は、その日のうちに分けてください
買い物より地味ですが、これをやっておくと後で困りません。
初日にもらう書類は、種類が混ざっています。
| 分け方 | 中身 | どうするか |
|---|---|---|
| 出すもの | 保険や税の書類、口座の届け、通勤の申請 | 期限を確かめて、すぐ書く |
| とっておくもの | 労働条件の書類、就業規則、社内の案内 | 家で保管。あとで必ず見ます |
| 持ち歩くもの | 社員証、入館の札 | かばんの決まった場所に |
いちばん大事なのは、真ん中の労働条件の書類です。
給与、休日、勤務時間が書かれています。
あとで「聞いていた話と違う」と思ったとき、これが唯一の根拠になります。
労働条件が書かれた紙です。
紙はなくすことがありますが、写真は残ります。
これだけで、あとの安心がまったく違います。
職種によって、これも足してください
4つのほかに、仕事によっては先に必要なものがあります。
| 仕事 | 先に必要になりやすいもの |
|---|---|
| 接客・受付・ホテル | 腕時計(お客様の前でスマホを出しにくい) |
| 営業・外回り | 名刺入れ。名刺を渡す場面が初日から来ることもある |
| 医療・介護・保育 | 指定の靴やエプロン。支給されるか必ず確認 |
| 製造・現場 | 作業着・安全のための道具。これは会社が用意することが多い |
| 飲食 | 滑りにくい靴。支給されることもある |
作業着、手袋、保護のための道具。
会社が用意する決まりになっている場合があります。
自分で買ってから支給された、という無駄がいちばん多いところです。
聞き方は、これで足ります。
支給されるものと、自分で用意するものを教えていただけますか。」
この一文で、買うものと買わないものが両方わかります。
腕時計が必要な仕事の場合
接客や医療、警備のように、スマホを出せない場面がある仕事では、腕時計があったほうが楽です。
選ぶときに見るのは3つだけです。
①電池が長くもつか ②水に強いか ③ぱっと読めるか。
値段は2,000〜7,000円ほどで足ります。
仕事で使うものは傷がつくので、最初から高いものを買わなくて構いません。
詳しくは仕事に腕時計はいらないかに書いています。
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条件に合うものの一例です。文字盤に数字があり、日常生活防水で、値段も抑えたものです。
買うときは、「国内正規品」と書かれているかを見てください。安く出ているものの中には、保証の扱いが違うものがあります。
※Amazonのアソシエイトとして、退職前夜は適格販売により収入を得ています。
お金が足りないとき
ここは正直に書きます。
入社前から最初の給料日までは、いちばんお金が細くなる時期です。
生の声でも、この不安がよく出てきます。
だから、順番を決めてください。
| 順番 | 買うもの | 目安 |
|---|---|---|
| 1 | 黒のボールペン・認印・朱肉 | 千円台で足りる |
| 2 | 初日に着る服(手持ちで足りるなら0円) | 0円〜 |
| 3 | A4が入るかばん(手持ちで足りるなら0円) | 0円〜 |
| 4 | 職種で必要なもの(聞いてから) | 聞いてから判断 |
つまり、手持ちのものが使えれば、千円台で初日を迎えられます。
残りは、給料が出てから買えば間に合います。
入社した月の末に出るのか、翌月なのか。
会社によって違い、1か月以上あくことがあります。
内定後に「初回の給与はいつ支払われますか」と聞いておくと、予定が立てられます。
交通費も、最初は自分で払うことになります。
定期を買うお金が用意できない場合は、そこも相談できます。
入社前に、買い物より先にやること
お金を使わずにできて、しかも効くことがあります。
| やること | なぜ効くか |
|---|---|
| 通勤の経路と時間を、実際に1回通る | 初日に遅れない。乗り換えの感覚がつかめる |
| 初日の持ち物を、前の日に並べる | 朝に慌てない |
| 起きる時間に、数日前から合わせる | 初日にいちばん効く |
| 会社のサイトを一度見ておく | 事業の内容を一言で言えるようにする |
1番目がおすすめです。
同じ時間帯に1回通ってみると、電車の混み方まで分かります。
3番目も、地味ですがいちばん効きます。
初日に眠い状態で行くと、それだけで印象が変わってしまいます。
資格の勉強については、急がなくて構いません。
何が必要かは、入ってから分かります。
やらないほうがいいこと
| やりがちなこと | なぜ避けるか |
|---|---|
| 文房具を一式そろえる | ほとんどが支給される |
| 机まわりの収納を買う | 机の大きさを見てから。持ち込み禁止の職場もある |
| 消えるボールペンだけを持っていく | 書類に使えません |
| 作業着や安全の道具を自分で買う | 会社が用意する決まりのことがある |
| 初日のために高いものを買う | 使ってみないと、合うか分からない |
2番目について、ひとつだけ。
机の上を整える道具は、買いたくなります。
でも、机の広さも、隣との距離も、行かないと分かりません。
1週間そこで働いてから買うと、ぴったりのものが選べます。
こんな人は、この4つだけ用意してください
□ 何を買えばいいのか分からない
□ 調べたら必要なものが多すぎて、決められない
□ 給料日まで、お金に余裕がない
□ 会社から持ち物の案内が来ていない
□ もう何か買ってしまって、増やすか迷っている
□ 初日が近づいて、焦っている
当てはまるなら、ボールペン・印鑑・服・かばんだけで大丈夫です。
残りは、入ってから決めてください。
4つ目に当てはまるなら、会社に一度聞いてください。
案内が来ていないだけで、指定のものがある場合もあります。
よくある質問
Q. 名刺入れは先に買うべきですか
営業や外回りなら、あると安心です。それ以外の職種は、名刺ができてからでも間に合います。名刺は入社後に作ることが多いので、急ぎません。
Q. スーツは何着あればいいですか
スーツで働く職場でも、最初は2着あれば回ります。1着で始めて、続けられそうだと分かってから足すという順番でも構いません。
Q. パソコンを自分で買うように言われました
会社の業務で使うものなので、まず「支給か貸与の仕組みはありますか」と確認してください。補助が出る場合も、金額と条件を書面で確かめてから買ってください。
Q. 手帳は買ったほうがいいですか
スマホで管理できるなら、なくても困りません。紙のほうが覚えやすい人だけ買ってください。職場で支給される会社もあります。
Q. 制服がある職場では、私服は何着必要ですか
通勤の分だけです。着替えるので、社内で着る服はいりません。
Q. 初日に何も持っていかなくても大丈夫ですか
書くものと印鑑だけは持っていってください。書類を書く場面が、ほぼ必ずあります。
Q. 買ったものが職場に合わなかったら
よくあります。だからこそ、先に買うのは4つだけにしてください。合わなかったものは、家で使えばいいのです。
Q. 初日に必要なものを、会社に聞くのは失礼ではないですか
失礼ではありません。むしろ、準備しようとしている人に見えます。聞かないまま来て困るほうが、会社にとっても手間になります。
Q. 買ったものは経費にできますか
自分の持ち物として買ったものは、基本的に自己負担です。ただ、業務で必要なものを会社の指示で買った場合は、精算できることがあります。買う前に確認してください。
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買うのは4つだけ。残りは入ってから
① 「支給されるものと、自分で用意するもの」を会社に聞く
② ボールペン・印鑑・朱肉を用意する(千円台で足ります)
③ 通勤の経路を、同じ時間帯に1回通ってみる
入社前は、何か買っておかないと不安になります。
でも、買い物で準備はできません。
必要なものは、職場を見てからのほうが正確に選べます。
初日の持ち物で迷っているなら、転職先の初日に菓子折りはいるかも同じ考え方で書いています。
文房具を自分で買うか迷っているなら、仕事の文房具は自分で買うのかにまとめています。
靴を履き替える職場かどうかは、通勤用とオフィス用で靴を変えるべきかで判断できます。
入社前の不安そのものが大きいなら、転職エージェントに、持ち物や服装の決まりを代わりに聞いてもらう方法もあります。
※本記事は一般的な情報の解説であり、法的助言ではありません。備品の支給範囲や持ち物の指定は、勤務先の規定によります。安全にかかわる装備については、必ず勤務先の指示に従ってください。※本記事には広告(PR)を含みます。