自己PRが書けない…「強みがない」を解決する棚卸しの手順
自己PRが書けないのは、アピールする経験がないからではなく、自分の経験を「言葉にする方法」を知らないだけです。型に沿って棚卸しをすれば、誰でも、あなただけの自己PRは作れます。どうしても難しいときは、プロに一緒に作ってもらう手もあります。
まず、いまの状態をセルフチェック
自己PRについて、いくつ当てはまりますか。
- ☑ 何を書けばいいか、まったく思いつかない
- ☑ 「アピールできる強みなんてない」と感じている
- ☑ 書いてみても、ありきたりな内容になってしまう
- ☑ 自分の長所が、自分では分からない
- ☑ 例文を写すばかりで、自分の言葉にならない
当てはまるなら、大丈夫です。
自己PRが書けないのは、才能の問題ではなく、書き方を知らないだけです。
この記事では、経験を棚卸しして、自己PRを形にするまでを、順番にお伝えします。
「強みがない」は、思い込み
まず伝えたいのは、「アピールできる強みがない」というのは、ほとんどの場合、思い込みだということです。
強みは、特別な実績や、華やかな経歴のことではありません。
毎日の仕事のなかで、あなたが自然にやっていること。
それこそが、強みです。
「当たり前にやっているから、強みだと気づいていない」だけなのです。
自分では平凡だと思っていることが、他の人から見れば立派な強みであることは、よくあります。
だから、「強みがない」と決めつけず、まず、自分の経験を、ていねいに振り返ってみましょう。
たとえば、「頼まれたことを、期限内にきちんと終わらせる」。これも、立派な強みです。当たり前に思えることこそ、あなたが自然にできている、という証拠です。
自己PRを作る、3つのステップ
ステップ① 経験を、書き出す
まず、これまでの仕事を、思いつくままに書き出します。
担当した業務、工夫したこと、うれしかったこと、乗り越えたこと。
小さなことでも構いません。
数を、たくさん出すのがコツです。
ステップ② 共通点を、見つける
書き出したものを眺めて、共通点を探します。
「人と協力する場面が多い」「コツコツ続けるのが得意」など、あなたらしい傾向が、見えてきます。
その傾向こそが、あなたの強みです。
ステップ③ エピソードと、セットにする
強みが見つかったら、それを裏づけるエピソードと、セットにして書きます。
「私の強みは◯◯です。たとえば、こういうことがありました」という形です。
具体的なエピソードがあると、強みが、ぐっと信じられるものになります。
私の強みは、粘り強さです。前職では、半年間、断られ続けた取引先に通い続け、最終的に契約をいただくことができました。
自己PRを、強くするコツ
数字を、入れる
「頑張りました」より、「一日平均で何件、対応しました」のように、数字を入れると、説得力が増します。
自分の仕事のなかに、数字にできることがないか、探してみてください。
応募先に、合わせる
同じ強みでも、応募先によって、伝え方を変えると効果的です。
相手が求めている人物像を想像し、それに近い強みを、前面に出しましょう。
長所は、一つか二つに絞る
あれもこれもと詰め込むと、印象がぼやけます。
いちばん伝えたい強みを、一つか二つに絞るほうが、相手の記憶に残ります。
どうしても書けないときは、プロに頼る
ここまで読んでも、「やっぱり、自分では難しい」と感じたら、無理に一人で抱えなくて大丈夫です。
プロに頼る方法があります。
転職エージェントは、あなたの経験を聞き出して、一緒に自己PRを作ってくれます。
「自分では気づかなかった強み」を、プロの目線で見つけてもらえるのが、大きなメリットです。
エージェントは、年齢と地域で選ぶのが、失敗しないコツです。
24歳から30歳で、首都圏・大阪・京都・兵庫・愛知あたりでの勤務を考えているなら、20代専門でマンツーマン支援のキャリ活。
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自己PRがうまく書けず、悩んでいます。私の経験から、アピールできる強みを一緒に見つけて、書類の添削もお願いできますか。
転職エージェントは、採用が決まった企業から報酬を受け取る仕組みのため、求職者は無料で使えます。
自己PRで、やってしまいがちな失敗
自己PRを書くとき、多くの人がやってしまう失敗があります。
避けられるように、知っておきましょう。
抽象的な言葉だけで、終わる
「コミュニケーション能力があります」「責任感があります」。
こうした言葉だけでは、伝わりません。
大切なのは、それを裏づける、具体的なエピソードです。
言葉と体験を、必ずセットにしましょう。
例文を、そのまま写す
ネットの例文を、そのまま使うのは避けましょう。
面接官は、たくさんの応募書類を見ています。
借り物の言葉は、意外と見抜かれます。
例文は、あくまで構成の参考にして、中身は、あなた自身の経験で埋めてください。
謙遜しすぎる
日本人は、つい謙遜しがちですが、自己PRの場では、控えめすぎると、魅力が伝わりません。
事実を、正直に、堂々と伝えましょう。
自慢とは違います。
あなたの価値を、過不足なく伝えることが大切です。
自己PRは、面接でも聞かれる
自己PRは、書類だけでなく、面接でも聞かれます。
書いた内容を、自分の言葉で話せるようにしておきましょう。
書類に書いた自己PRを、丸暗記する必要はありません。
むしろ、要点だけ覚えて、あとは自分の言葉で自然に話すほうが、熱意が伝わります。
面接では、「その強みを、うちの会社で、どう活かせますか」と、掘り下げて聞かれることもあります。
書いて終わりにせず、「入社後に、どう活きるか」まで、考えておくと、安心です。
準備に不安があれば、まずは無料で使える転職エージェントに、模擬面接をお願いするのが、最初の一歩としておすすめです。
自己PRの、基本の構成
いざ書こうとすると、どんな順番で書けばいいか、迷いますよね。自己PRには、伝わりやすい、基本の型があります。 まず、冒頭で「私の強みは、◯◯です」と、結論を伝えます。次に、その強みを裏づける、具体的なエピソードを語ります。そして最後に、「この強みを、御社でどう活かすか」を添えます。結論、エピソード、活かし方。この3つの順で書くと、自然と伝わる自己PRになります。 この型に沿えば、何から書けばいいか、迷わなくなります。まずは、この構成に、あなたの経験を当てはめてみてください。型があるだけで、ぐっと書きやすくなります。 エピソードは、大きな成果でなくて構いません。日々の仕事のなかで、あなたが工夫したこと、粘り強く取り組んだことで、十分です。大切なのは、実績の大きさではなく、そこに、あなたらしさが表れているかどうかです。強みが見つかる、3つの質問
それでも、自分の強みが分からないときは、自分に、こう問いかけてみてください。3つの質問から、強みのヒントが見つかります。 1つ目は、「人から、感謝されたことは何か」。あなたが、誰かの役に立った場面には、あなたの強みが、表れています。 2つ目は、「苦労せず、自然にできることは何か」。他の人が大変だと感じることを、あなたが楽にできるなら、それは立派な強みです。 3つ目は、「これまで、どんなことを、続けてこられたか」。続けられたこと自体が、継続力という、あなたの強みの証拠です。 この3つの質問への答えを、書き出してみてください。そこに、あなたが気づいていなかった強みが、きっと、隠れています。自己PRは、書くほどに、うまくなる
最初から、完璧な自己PRは書けません。大切なのは、まず書いてみて、少しずつ直していくことです。 一度書いたら、時間をおいて、読み返してみましょう。「これで、自分の魅力が伝わるか」を、客観的に見直すと、直したいところが見えてきます。書いて、直して、また書く。この繰り返しで、自己PRは、少しずつ良くなっていきます。 家族や友人に、読んでもらうのも、おすすめです。「あなたって、こういうところが強みだよね」と、自分では気づかない一面を、教えてもらえることもあります。第三者の目は、自己PRを磨く、良いヒントになります。職種別・自己PRで、伝えたい強み
自己PRで伝える強みは、応募する職種によって、響くポイントが変わります。代表的な職種で、伝えると良い強みを、まとめておきます。 営業職なら、「目標に向かって、粘り強く取り組む力」や、「相手の要望を、正しく聞き取る力」が、響きます。数字で語れる実績があれば、なお効果的です。 事務職なら、「正確に、コツコツ進める力」や、「複数の仕事を、段取りよくこなす力」が、評価されやすい強みです。 接客・販売なら、「相手の立場に立って考える力」や、「その場に合わせて、柔軟に対応する力」が、活きます。 このように、応募先が求める人物像を想像し、それに合う強みを、前面に出すこと。それが、刺さる自己PRを作る、いちばんのコツです。最後に、いちばん伝えたいこと
自己PRが書けないと悩むあなたに、最後に、いちばん伝えたいことがあります。 それは、「書けない」のは、あなたに価値がないからでは、決してない、ということです。ただ、その価値を、言葉にする方法を、まだ知らなかっただけ。 経験を棚卸しし、型に沿って書けば、あなただけの自己PRは、必ず作れます。それでも難しければ、プロの力を借りればいい。一人で完璧に書こうと、抱え込まなくて大丈夫です。 自信を持って、一歩ずつ、進んでいきましょう。あなたには、伝えるべき価値が、ちゃんとあります。よくある質問
Q. 自己PRと、志望動機の違いが分かりません
自己PRは「私は、こういう強みを持った人間です」という自己紹介、志望動機は「なぜ、この会社で働きたいか」という理由です。
自己PRで自分の価値を伝え、志望動機で会社への熱意を伝える。
役割が違うので、それぞれ別に用意しましょう。
両方がかみ合うと、説得力が生まれます。
Q. 未経験の職種に応募する場合、自己PRはどう書けばいいですか?
未経験の職種でも、これまでの経験のなかから、その仕事で活きる強みを、見つけて伝えましょう。
たとえば、接客の経験なら「相手の立場で考える力」、事務の経験なら「正確に、コツコツ進める力」。
こうした力は、職種が変わっても活かせます。
「未経験だから、アピールできない」ではなく、「これまでの経験が、新しい仕事でどう活きるか」を、伝えてください。
Q. アルバイトや、短い職歴しかありません
アルバイトや、短い職歴でも、アピールできることは、必ずあります。
そこで、何を任され、何を工夫し、何が身についたか。
それを、ていねいに振り返れば、立派な自己PRになります。
職歴の長さより、そこから何を得たかが大切です。
「経験が浅いから」と、引け目に感じなくて大丈夫です。
Q. 何度書き直しても、しっくりきません
しっくりこないのは、真剣に、自分と向き合っている証拠です。
完璧を求めすぎず、まずは「今の自分に書ける、精いっぱい」で、一度、形にしてみましょう。
そのうえで、エージェントや、信頼できる人に見てもらうと、自分では気づけなかった、良い表現が見つかります。
一人で悩み続けるより、人の目を借りるのが近道です。
Q. 転職エージェントに、自己PRを丸ごと任せてもいいですか?
丸投げは、おすすめしません。
エージェントは、あなたの強みを引き出し、表現を整えるプロですが、中身になる経験や思いは、あなたのなかにしかありません。
「一緒に作る」という姿勢で、あなたの言葉を土台に、プロの力を借りるのが、いちばん、あなたらしい自己PRになります。
Q. 志望動機とのつながりは、意識したほうがいいですか?
はい、意識すると、ぐっと説得力が増します。
自己PRで伝えた強みが、志望する会社で、どう活きるか。
そのつながりが見えると、「この人は、うちで活躍してくれそうだ」と、面接官に、イメージしてもらえます。
強みと志望動機を、別々に考えるのではなく、一本の線でつなぐ意識を、持ってみてください。
Q. 短所も聞かれますが、どう答えればいいですか?
短所は、正直に答えつつ、「それを、どう改善しようとしているか」まで添えるのが基本です。
短所を伝えたあとに、前向きな姿勢を見せれば、かえって誠実な印象になります。
長所と裏表の短所(慎重すぎる、など)を選ぶと、答えやすくなります。
自己PRは、才能ではなく、書き方の問題です。
経験を棚卸しし、型に沿って言葉にすれば、あなただけの自己PRは、必ず作れます。
一人で難しければ、プロの力を借りて、自信を持って進みましょう。