通勤用とオフィス用で靴を変えるべき?初日はそのままで大丈夫です
決まりがある職場は少なく、たいていは「みんながどうしているか」で決まります。
初日は、通勤の靴のままで大丈夫です。入ってから、周りを見て合わせれば間に合います。
履き替えるなら、選ぶのは音が出ないか・すぐ脱ぎ履きできるか・かかとがあるかの3つ。
値段は1,500〜3,000円ほどで足ります。
迷いやすいのは、つま先が開いた形・素足・スニーカーの3つ。どれも職場に前例があるかどうかで決めてください。
新しい職場に入る前に、ふと気になる。
会社のなかって、靴を履き替えるんだろうか。
履き替えるなら、何を買えばいいんだろう。
聞くほどのことでもない気がして、そのままになる。
この記事は、履き替えるかどうかの決め方と、履き替える場合に何を選ぶかを書きます。
変えている職場と、変えていない職場
分かれ目は、業種ではありません。
次のどれかがある職場は、履き替えていることが多いです。
| 履き替えが多い | そのままが多い |
|---|---|
| 足元にロッカーや下駄箱がある | お客様が出入りする |
| 床がカーペット | 外と中を行き来する仕事 |
| 一日中デスクにいる | すぐ動ける状態を求められる |
| 通勤距離が長い人が多い | 服装が自由で、もともと歩きやすい靴 |
いちばん確かなのは、足元を見ることです。
① 入口に下駄箱やシューズラックがあるか
② 座っている人の足元が、外を歩ける靴かどうか
どちらも当てはまらなければ、履き替えていない職場です。
この2つを見るだけで、誰にも聞かずに分かります。
初日は、通勤の靴のままでいい
用意しないまま初日を迎えても、まず困りません。
理由は3つあります。
ひとつ、履き替えていない人は、たいていどの職場にもいます。
ふたつ、初日に足元を見ている人はいません。
みっつ、買ってから合わないと分かるほうが、もったいないからです。
実際に多いのが、入る前に買って、使わなくなるケースです。
職場の空気に合わないと、一度履いて終わります。
工場・倉庫・厨房・医療や介護の現場。
ここは安全や衛生の決まりで、指定の靴があることがあります。
内定の連絡をくれた人に、「初日までに用意しておくものはありますか」と一言聞いておいてください。
履き替えるなら、選ぶのは3つだけ
種類はたくさんありますが、見るところは3つで足ります。
① 音が出ないか
これがいちばん見落とされます。
かかとが硬いと、静かなオフィスでは音が響きます。
自分では気づきにくく、周りが気にしていることが多い部分です。
底が柔らかいもの、かかとが低いものを選んでください。
② すぐ脱ぎ履きできるか
一日に何度も脱ぎ履きします。
来客、会議室への移動、外出、トイレ。
ひもや留め具があると、そのたびに手間になります。
足を入れるだけで履けるものが、結局いちばん続きます。
③ かかとがあるか
かかとのないタイプは、歩くときに音が出やすく、急に動けません。
立ち上がって小走りする場面がある職場では、かかとがあるほうが安全です。
逆に、ほぼ座ったままの職場なら、なくても困りません。
何を履いている人が多いか
よく使われているものを並べます。
| 種類 | 値段の目安 | 向いている職場 |
|---|---|---|
| オフィスサンダル | およそ1,500〜3,000円 | デスク中心。来客が少ない |
| かかとのある室内用の靴 | およそ2,000〜4,000円 | 来客がある。立ち仕事が混ざる |
| スリッパ | およそ500〜2,000円 | 履き替えが決まりになっている職場 |
| 通勤とは別のパンプス | 手持ちのもの | 来客対応が多い |
| 底の柔らかい作業用の靴 | およそ2,000〜5,000円 | 医療・介護・保育 |
※2026年9月に通販サイトで見たときの目安です。値段は変わります。
高いものを買う必要はありません。
職場で履くだけなので、外を歩く靴ほどは傷みません。
黒か紺、かかとが低い、足を入れるだけで履ける、1,500〜3,000円ほど。
この条件なら、たいていの職場で浮きません。
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黒で、かかとが低く、足を入れるだけで履けるものの一例です。
注文の前に、サイズの表だけ確かめてください。室内で履くものは、通勤の靴より少し大きめが合うことがあります。
においが気になるなら、高いものを1足より、これくらいのものを2足にして日替わりで使うほうが長持ちします。
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サイズは、通勤の靴と同じでいいのか
ここで失敗する人が多いので、先に書いておきます。
室内で履くものは、通勤の靴より少し大きめが合うことがあります。
理由は2つです。
| 理由 | どういうことか |
|---|---|
| 一日座っていると、足がむくむ | 夕方にきつくなる。朝ちょうどだと、夕方には痛い |
| 厚手のものを重ねる季節がある | 冬に一枚足すと、それだけで入らなくなる |
通販で買うときは、返品や交換ができるかを見ておいてください。
サイズが合わないものは、結局その日から使わなくなります。
足がむくんだ状態で合うものが、一日を通して痛くならないサイズです。
朝に合わせると、小さすぎることがあります。
迷いやすい3つ
つま先が開いた形はいいのか
職場によります。
決まりで禁止しているところもあれば、何も言われないところもあります。
判断のしかたは一つ。すでに履いている人がいるかどうかです。
一人もいないなら、やめておいてください。
来客の対応がある職場では、避けたほうが無難です。
素足で履いていいのか
これも同じで、周りを見るのが確実です。
ただ、衛生や冷え、においの面で、薄いものを一枚はさむほうが楽なことが多いです。
見えにくいタイプのものもあります。
スニーカーはだめなのか
だめと決まっている職場は、思ったより少ないです。
気にされるのは色と形のほうです。
白や黒で、飾りの少ないものなら、言われることはあまりありません。
派手な色やロゴが大きいものだけ、初めのうちは避けてください。
革靴で通勤している場合
スーツや革靴の職場でも、履き替えている人はいます。
ただ、相談としてよく出るのが「何を履けば変に見えないか」です。
選び方は同じで、黒か茶の、飾りのないもの。
| 選ぶもの | 理由 |
|---|---|
| 黒か茶の、かかとがあるタイプ | スラックスに合い、立っても違和感がない |
| 底が柔らかいもの | 音が出ない |
| 避けたいもの | 家庭で使うような柄のスリッパ、かかとを踏む履き方 |
ひとつだけ、気をつけたいことがあります。
来客や上の立場の人が来る場面で、その足元になるかどうか。
そこだけ想像して選べば、大きく外れません。
心配なら、来客のときだけ革靴に戻せるように、机の下に置いておく方法もあります。
においと、音の対策
履き替えを始めると、この2つが出てきます。
におい
一日中同じものを履いていると、どうしても出ます。
効くのは、次の3つです。
② 帰るときに、しまわず出しておく
③ 洗えるものを選んでおく
とくに①が効きます。
一日休ませるだけで、かなり変わります。
1足を高いものにするより、安いものを2足のほうが長持ちします。
音
自分では気づきにくいので、一度だけ確かめてください。
人の少ない時間に、少し歩いてみる。
かかとが鳴るようなら、底が柔らかいものに替えるほうが早いです。
言われた側はきついと思いますが、これは性格の話ではありません。
靴を替えれば、その日のうちに終わる問題です。
気にしすぎて歩き方を変えると、今度は体のほうに負担が出ます。
季節と、雨の日
| 場面 | どうするか |
|---|---|
| 冬に足元が寒い | かかとのある、足全体を包む形に替える。厚手のものを一枚足す |
| 夏に蒸れる | 通気のあるもの。2足を日替わりにする |
| 雨の日 | 通勤は濡れてもいい靴。職場で履き替える |
| 雪や台風 | 履き替え用を職場に置いておくと、その日だけ助かる |
雨の日は、履き替えの利点がいちばん分かる日です。
濡れた靴のまま一日過ごすと、足も冷えるし、においも出ます。
職場に1足置いてあるだけで、雨の日が楽になります。
履き替える習慣がない職場でも、雨の日だけ替えている人はいます。
職場に置いておくか、持ち帰るか
履き替えを始めると、次はこれで迷います。
| 置いていく | 持ち帰る |
|---|---|
| 荷物が増えない | 自宅で洗える・乾かせる |
| 忘れる心配がない | においがこもりにくい |
| 置き場所がいる | 毎日かさばる |
多いのは、ふだんは置いていき、週末だけ持ち帰るやり方です。
金曜に持って帰って、土日に干す。
これだけで、においの問題はほとんど出なくなります。
置き場所がないとき
机の下に、浅い箱を一つ置く形がよく使われています。
そのまま床に置くより、見た目が整い、掃除のときも動かしやすいです。
共有の場所に置く場合は、隣の席の人に一言かけておくと安心です。
「ここに置いても大丈夫でしょうか」
あとから言われるより、先に聞くほうが楽です。
在宅と出社が混ざる職場では
出社が週に1〜2日だけなら、話が変わります。
履き替えのために毎回持ち歩くのは、それだけで面倒です。
この場合は、次のどちらかにしておくと楽です。
ひとつは、職場に1足置いたままにする。
出社の日だけ履き替えて、帰るときは置いていきます。
もうひとつは、履き替えない。
出社が少ないなら、通勤の靴のままでも足元は傷みません。
毎日いる人と同じにしなくて大丈夫です。
週に3日以上出社するなら、置き靴があると楽。
それ以下なら、無理に用意しなくて構いません。
やらないほうがいいこと
| やりがちなこと | なぜ避けるか |
|---|---|
| 入る前に買いそろえる | 職場に合わないと、一度履いて終わる |
| 周りに誰もいない形を最初に選ぶ | 浮いて、本人がいちばん気になる |
| かかとを踏んで履く | 音が出て、だらしなく見える |
| 1足を毎日履き続ける | においの原因になる |
| 細かく人に聞いて回る | 気にしすぎる人だと思われやすい |
いちばん上が、いちばん多いです。
入る前は不安なので、そろえておきたくなります。
でも、足元は入ってから合わせても、まったく遅くありません。
こんな人は、1足あると楽です
□ 通勤に歩く時間が長い
□ 職場の入口に、下駄箱やシューズラックがある
□ 床がカーペットで、外の靴だと汚れが気になる
□ 一日中座っていて、足がむくむ
□ 雨の日に、靴が濡れたまま過ごしている
□ 職場の人の半分以上が履き替えている
当てはまらないなら、買わなくて大丈夫です。
履き替えていない人も、どの職場にもいます。
よくある質問
Q. 履き替えるのはマナーですか
マナーとして決まっているものではありません。職場の習慣です。決まりがある場合は、就業規則か、入社時の説明に書かれています。
Q. 置いて帰っていいのでしょうか
置いて帰る人が多いですが、置き場所が決まっている職場もあります。ロッカーや下駄箱がなければ、机の下に箱を一つ置く形が一般的です。
Q. 買ったのに、誰も履き替えていませんでした
その場合は、無理に使わなくて大丈夫です。雨の日用として職場に置いておくと、いつか役に立ちます。
Q. 職場で「その靴どうなの」と言われました
言い方はさておき、色や形が浮いている可能性はあります。周りの人が履いているものに寄せると、それだけで言われなくなります。
Q. 立ち仕事で、足が痛くなります
底の厚みとクッションで大きく変わります。値段よりも、底の柔らかさを見て選んでください。合わない靴で我慢し続けると、腰まで痛くなります。
Q. 制服の職場でも、履き替えますか
制服がある職場は、靴も指定されていることがあります。まず支給されるかどうかを確認してください。
Q. 靴を脱ぐ職場だと知らずに、穴のあいた靴下で行ってしまいました
よくあります。気づいたその日だけのことなので、翌日から替えれば終わりです。履き替えがある職場だと分かったら、予備を一足、机に入れておくと安心できます。
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足元は、入ってから合わせれば間に合います
① 初日は、通勤の靴のままで行く
② 入口に下駄箱があるか、人の足元がどうかを見る
③ 履き替えるなら、音・脱ぎ履き・かかとの3つで選ぶ
靴のことで悩む時間は、長く続きません。
入って数日で、答えが見えます。
それまでは、いま持っている靴で十分です。
持ち物で同じように迷うなら、仕事に腕時計はいるかも同じ考え方で書いています。
初日に何を持っていくかで迷っているなら、転職先の初日に菓子折りはいるかが近い話です。
服装のほうが気になるなら、最終日の服装の選び方にまとめています。
職場そのものを探している段階なら、転職エージェントの選び方で、服装や持ち物の決まりも含めて先に聞いておく方法があります。
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