職場に電子レンジがない…温めるのをやめて、温かいまま持っていく。道具の選び方
温める場所を探すのをやめて、温かいまま持っていく形に変えてください。レンジがない職場は、めずらしくありません。
方法は3つです。①スープジャーで汁物を持っていく ②保温弁当箱でご飯だけ温かくする ③冷めてもおいしいおかずにする。
選ぶときに見るのは量・洗いやすさ・かばんに入るかの3つだけ。保温の時間は、どれもだいたい足ります。
夏は逆です。温めるのではなく、冷たいまま保つほうを考えてください。
お弁当を持っていくことになった。
でも、職場に電子レンジがない。
冬は冷たいご飯を、冷たいおかずと食べることになる。
あるいは、レンジはある。
けれど、入ったばかりで使いにくい。順番を待つのも気が重いし、においが出るものは持っていけない。
この記事は、温める場所がなくても温かいお昼にする方法と、道具の選び方を書きます。
レンジがない職場は、めずらしくありません
外で働く仕事、小さな事務所、店舗、車で回る仕事。
休憩室そのものがない職場もあります。
「うちの会社だけかもしれない」と思わなくて大丈夫です。
同じ状況の人は、たくさんいます。
温める場所がないときの、3つの道
やることは、次の3つのどれかです。
| やり方 | 向いている人 | かかるお金 |
|---|---|---|
| スープジャーで汁物を持っていく | 温かいものを飲みたい人。冬がつらい人 | 1,500〜3,000円ほど |
| 保温弁当箱でご飯だけ温かくする | しっかり食べたい人。量が必要な人 | 2,000〜3,500円ほど |
| 冷めてもおいしいおかずにする | 道具を増やしたくない人 | 0円 |
3つを組み合わせる人もいます。
たとえば、ご飯は普通のお弁当箱で、スープジャーに汁物を1つだけ足す形です。
これがいちばん軽く済みます。
スープジャーは、いちばん手軽です
朝、熱いスープや味噌汁を入れて持っていくだけです。
お昼に、温かいものが1つあるだけで、ずいぶん違います。
冬の冷たいお弁当がつらいなら、まずこれで足りることが多いです。
入れるものの例
味噌汁、スープ、シチュー、豚汁、雑炊、カレー。
市販のレトルトを温めて入れるだけでも成り立ちます。
作る手間を増やしたくないなら、それでかまいません。
使うときのコツ
入れる前に、熱いお湯を入れて1〜2分置いて捨てる。
これだけで、温かさが長く続きます。
容器そのものが冷えていると、中身の熱がそちらに逃げるからです。
量が必要なら、保温弁当箱です
ご飯が温かいまま食べられるタイプです。
外の容器が魔法瓶になっていて、その中にご飯の容器を入れる形が多いです。
体を使う仕事で、しっかり食べたい人はこちらが向いています。
ただ、大きさと重さはあります。
小さなかばんには入りません。
選ぶときに見るのは、3つだけです
保温の時間を細かく比べる必要はありません。
いまのものは、どれも朝から昼まではもちます。
見るのは、次の3つです。
| 見るところ | なぜ大事か |
|---|---|
| 量(何mlか) | 足りないと続きません。少なめが好きなら300ml前後、しっかり食べたいなら500ml以上 |
| 洗いやすさ | 口が狭いと手が入らず、洗うのが面倒になって使わなくなります |
| かばんに入るか | 毎日持ち歩きます。入らない大きさを買うと、その日で終わります |
続かない理由は、味でも保温でもありません。
洗うのが面倒か、かばんに入らないか、量が合わないか。
この3つのどれかです。
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上の3つで選ぶと、だいたいこの形になります。手元にない場合だけ、目を通してみてください。
スープジャーの定番です。400mlは、汁物としては多めで、雑炊やカレーにすると1食になります。全部のパーツが食洗機に対応しているので、洗うのが面倒になりにくいところが続けやすさにつながります。
まず試してみたい場合はこちらです。300mlは汁物1杯分ほど。メーカーの表記では、保温は51度以上、保冷は11度以下を6時間ほど保てるとされています。
ご飯をしっかり食べたい人向けです。茶碗約4杯分(約1.6合)が入ります。外で体を使う仕事で、量が足りないと午後がもたない人に向いています。そのぶん大きいので、かばんの大きさを先に確かめてください。
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夏は、温めるより「冷たいまま」を考えてください
ここが逆になります。
気温が高い時期は、温かい状態が続くことのほうが心配になります。
朝作ったものを、常温のかばんで昼まで置いておく形は避けたいところです。
保冷剤を入れる、保冷バッグに入れる、職場に冷蔵庫があるなら入れる。
この3つのどれかにしてください。
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職場に冷蔵庫がない場合は、これが手元にあると夏が楽になります。
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道具を増やしたくないなら、おかずを変えます
お金をかけない方法です。
冷めるとおいしくなくなるのは、油が固まるものです。
唐揚げ、天ぷら、脂の多い肉。
これらは冷めると口の中に残ります。
冷めてもおいしいもの
| 種類 | 例 |
|---|---|
| 味が濃いもの | 照り焼き、生姜焼き、そぼろ、佃煮 |
| 酢を使ったもの | 南蛮漬け、マリネ、酢の物 |
| もともと冷たいもの | サンドイッチ、おにぎり、そば、パスタサラダ |
| 練り物・卵 | ちくわ、卵焼き、ゆで卵 |
味を少し濃くするだけでも、冷めたときの物足りなさは減ります。
冷たい前提なら、サンドイッチやおにぎりに切り替えるのがいちばん楽です。
レンジはあるけれど、使いにくいとき
レンジがないより、こちらのほうがつらい人もいます。
入ったばかりで、先に使っていいのか分からない。
順番を待つあいだ、休憩時間が減っていく。
においが出るものを持っていくと、何か言われそうな気がする。
この場合も、答えは同じです。
温めなくていい形にしてしまえば、使う必要がなくなります。
においのことが気になるなら、職場でお弁当を見られるのが気になるときに、話題を切りかえる言い方をまとめています。
冷蔵庫もない場合
レンジも冷蔵庫もない職場もあります。
この場合は、持っていくものを変えるのが早いです。
| 時期 | 持っていきやすいもの |
|---|---|
| 寒い時期 | 保温弁当箱、スープジャー、おにぎり、サンドイッチ |
| 暑い時期 | 保冷バッグに入れたおにぎり、冷たい麺、菓子パン、コンビニで買う |
暑い時期は、無理に持っていかない選択もあります。
近くに店があるなら、そのほうが体には安全です。
お昼を買う場合の、お金の話
毎日買うと、どのくらいかかるかを出しておきます。
自分の金額で計算してみてください。
1日のお昼代 × 出勤日数 = ひと月のお昼代
| 1日 | ひと月(20日) | 1年(240日) |
|---|---|---|
| 500円 | 10,000円 | 120,000円 |
| 700円 | 14,000円 | 168,000円 |
| 1,000円 | 20,000円 | 240,000円 |
お弁当にすると、この全部が消えるわけではありません。
材料費はかかります。
ただ、道具にかかるのは最初の2,000〜3,500円ほどで、そのあとは材料費だけです。
タイプ別|いま、どれに当てはまるか
| いまの状況 | まずやること |
|---|---|
| 冬の冷たいご飯がつらい | スープジャーを1つ足す。ご飯は普通のお弁当箱でかまいません |
| 量が足りなくて午後もたない | 保温弁当箱にする。かばんの大きさを先に測ってください |
| 道具を買いたくない | おかずを、味が濃いものと酢を使ったものに変える |
| レンジはあるが使いにくい | 温めなくていい形にする。休憩の時間を5分ずらすのも手です |
| 夏で、冷蔵庫もない | 保冷剤と保冷バッグ。心配なときは買って食べる |
| そもそも休憩室がない | 車の中や外で食べられるものにする。汁物は避けたほうが楽です |
よくある質問
Q. スープジャーは、本当に朝から昼まで温かいですか
多くの商品は、6時間ほど保温できるとされています。
朝7時に入れて、昼12時に食べるなら5時間です。
熱いお湯で先に容器を温めておくと、より長く続きます。
Q. 保温弁当箱は、おかずも温かくなりますか
一般的には、ご飯と汁物が温かくなるタイプが多いです。
おかずは常温です。
冷めてもおいしいおかずを選んでおくと、気にならなくなります。
Q. 洗うのが面倒で続かない気がします
口が広いものを選んでください。
手がそのまま入る太さなら、スポンジで届きます。
食洗機を使っているなら、対応しているかを先に見てください。
Q. かばんの中で漏れませんか
入れる量を守れば、ふつうは漏れません。
心配なら、ビニール袋に入れてからかばんに入れてください。
ふたのゴムが外れていると漏れるので、洗うときに戻し忘れないようにしてください。
Q. カレーやにおいの強いものを入れてもいいですか
容器には入れられます。
ただ、休憩室が狭い職場では、においが気になる人もいます。
入ったばかりのうちは、においの弱いものにしておくほうが気が楽です。
Q. 職場に電子レンジがないのは、良くない会社ということですか
そうとは言えません。
置き場所がない、電気の契約の都合、前に使い方でもめた、などの理由もあります。
レンジの有無だけで、職場の良し悪しは決まりません。
Q. レンジを置いてほしいと言ってもいいですか
言って構いません。
ただ、入ったばかりのうちは、少し待ってからのほうが通りやすいです。
「自分で買って置いてもいいですか」と聞く形にすると、話が早いこともあります。
Q. 前の職場にはあったので、不便で仕方ありません
前と比べると、どうしても気になります。
ただ、これは道具で埋められる差です。
2,000円ほどで、前と同じ温かさに戻せます。
Q. 冷凍のお弁当を持っていって、昼までに解けますか
季節と置き場所によります。
暑い時期は解けますが、寒い時期は中が凍ったままのこともあります。
きちんとしたいなら、前の晩に冷蔵庫へ移して、朝は冷蔵の状態から持っていく形にしてください。
Q. ポットのお湯は使っていいですか
職場によります。
お茶用に置いてあるものなら、聞いてから使ってください。
お湯が使えるなら、カップスープやカップ麺も選べるようになります。
Q. 車で回る仕事です。何がいいですか
スープジャーとおにぎりの組み合わせが扱いやすいです。
車の中は夏は高温になるので、夏は保冷バッグに入れて、日が当たらない場所に置いてください。
Q. 節約のために始めたいのですが、何から買えばいいですか
1つだけ買うなら、スープジャーです。
汁物が1つあるだけで満足感が変わるので、続きやすいです。
飲み物も持っていくなら、職場にマイボトルは必要かも合わせて読んでみてください。
Q. 新しい職場で、お弁当を持っていくのが浮きませんか
浮きません。
お弁当の人、買う人、食べない人。どの職場にも混ざっています。
気になるときは、最初の何日か、周りを見てから決めても遅くありません。
今日の一歩
今日から変えられることは1つだけです。明日のお昼に、温かいものを1つ足してみてください。
市販のスープを温めて、容器に入れて持っていくだけで足ります。
それで「これなら続く」と思えたら、道具をそろえる価値があります。
温めるのをやめると、楽になります
レンジを探すのをやめて、温かいまま持っていく。
それだけで、お昼の悩みはほとんど終わります。
かかるのは2,000円ほどで、次の日から変わります。
新しい職場のことで、ほかに気になることがあるなら、仕事の文房具は自分で買うのかも同じ種類の話です。
お昼のことより、働き方そのものが合っていないと感じるなら、転職エージェントの選び方で、外の条件を見ておく手もあります。
※本記事は一般的な情報の解説であり、医学的・法的な助言ではありません。保温や保冷の時間は商品や使い方によって変わります。メーカーの表記を確かめてください。食品の扱いについては一般的な注意を書いたもので、体調に関わる判断は自分でお願いします。金額は計算の目安であり、実際の価格は時期によって変わります。職場の設備の使い方は、勤務先の規定によります。※本記事には広告(PR)を含みます。