転職の志望動機の書き方は?受かる型と例文3パターン【20代向け】
ポイントは、「その会社でなければならない理由」を自分の言葉で書くこと。使い回しはすぐ見抜かれます。退職理由と一貫させると、説得力がぐっと増します。
「志望動機、何を書けばいいんだろう」
「気づくと、どの会社にも同じことを書いている」
そう悩んで、このページを開いたのではないでしょうか。
志望動機は、職務経歴書や面接で、いちばん差がつくところです。
でも、型と考え方さえ分かれば、自分の言葉で書けるようになります。
例文つきで、やさしくお伝えします。
志望動機で、採用担当が見ているもの
まず、採用担当が志望動機で何を見ているかを知りましょう。
見ているのは、「なぜ、うちなのか」「長く活躍してくれそうか」の2つです。
だから、「どこでもいい」感が出てしまうと、それだけで印象が下がります。
逆に、「この会社をちゃんと調べて、自分と結びつけている」と伝われば、それだけで一歩リードできます。
受かる志望動機の「型」3ステップ
志望動機は、次の3つのステップで組み立てると、きれいにまとまります。
① なぜ、この業界・この会社なのか
きっかけや、共感したポイントを書きます。
「御社の◯◯という方針に共感した」など、その会社ならではの部分に触れるのがコツです。
② 自分の経験・強みが、どう活きるか
これまでの経験の中から、応募先で活かせるものを結びつけます。
「前職の△△の経験を、御社の□□で活かせる」と、具体的につなげましょう。
③ 入社後、どう貢献したいか
最後は、未来の話で締めます。
「入社後は、◯◯として貢献したい」と、前を向いた一文で終えると、印象が良くなります。
そのまま参考にできる例文3パターン
パターン1:未経験の職種へ転職
前職の接客で、お客様の悩みを聞き出して提案する面白さを知りました。より深く、企業の課題解決に関わりたいと考え、法人営業に挑戦したいと思っています。御社は幅広い業界を支援されており、接客で培った「相手の立場で考える力」を活かして貢献できると考え、志望しました。
パターン2:同じ業種でステップアップ
現職で3年間、Webマーケティングに携わり、SNS運用で問い合わせ数を2倍に伸ばしました。今後は、より大きな予算で、戦略から関わりたいと考えるようになりました。◯◯領域に強い御社であれば、これまでの経験を活かしつつ、さらに挑戦できると考え、志望しました。
パターン3:20代・第二新卒
新卒で入った会社で1年間、営業として基礎を学びました。その中で、モノを売るより「仕組みで人を助ける」仕事に惹かれるようになり、IT業界に挑戦したいと考えています。未経験からの育成に力を入れている御社で、一から学び、長く貢献したいと思い、志望しました。
どのパターンも、「きっかけ→経験→未来」の流れになっているのが分かると思います。
例文を「自分用」にアレンジするコツ
例文は、そのまま使うより、自分の経験に置き換えると、ぐっと本物になります。
やり方は、とてもシンプルです。
- ①のきっかけを、自分が実際に感じたことに変える
- ②の経験を、自分が本当にやったことに変える
- ③の貢献を、その会社でやりたいことに変える
骨組み(型)はそのままに、中身だけを自分のエピソードに入れ替える。
これだけで、あなただけの志望動機になります。
志望動機と退職理由は「セット」で考える
意外と見落とされがちですが、志望動機は、退職理由とセットで考えると、ぐっと強くなります。
「前職では◯◯ができなかった。だから、それができる御社を選んだ」——この流れができると、話に一本の筋が通ります。
退職理由と志望動機がバラバラだと、「本当にうちで大丈夫?」と思われてしまいます。
辞める理由と、選ぶ理由。
この2つを、裏表の関係でつなげてみてください。
やりがちなNG
逆に、印象を下げてしまう志望動機も知っておきましょう。
- どの会社にも使える、使い回しの内容
- 待遇(給料・休み)だけが理由に見える
- 「学ばせてほしい」という受け身の姿勢
- 「成長したい」だけで、具体性がない
- 会社を調べておらず、的外れ
とくに「使い回し」と「受け身」は、採用担当がいちばん敏感に感じ取るポイントです。
「その会社ならでは」の理由の見つけ方
「その会社ならではの理由なんて、思いつかない」という人も多いと思います。
そんなときは、まず公式サイト・求人ページ・社長のメッセージを読んでみてください。
他社にはない特徴を1つ見つけて、自分の経験や価値観と結びつける。
それだけで、オリジナルの志望動機になります。
それでも難しいときは、転職エージェントに相談するのが近道です。
エージェントは、求人票には載っていない企業の内部情報や、社風を教えてくれます。
転職エージェントは、採用が決まった企業から報酬を受け取る仕組みのため、求職者は無料で使えます。
たとえば、MyStyle転職のような20代向けのエージェントなら、書類の作成や面接対策まで、無料でサポートしてくれます。
(エージェントを比べて選びたい人は、転職エージェントおすすめ3選に整理しています)
面接で志望動機を聞かれたら
書いた志望動機は、面接でもほぼ同じことを聞かれます。
ただし口頭では、書き言葉のまま暗唱しないのがコツです。
丸暗記した文章は、話すと不自然に聞こえてしまいます。
要点(きっかけ・経験・貢献)だけ覚えて、あとは自分の言葉で話しましょう。
少し詰まっても大丈夫。
スラスラ話すより、自分の言葉で伝えるほうが、ずっと響きます。
よくある質問
Q. 志望動機と自己PRの違いは?
A. 志望動機=「なぜこの会社か」、自己PR=「自分の強み」です。
志望動機は会社に向けた理由、自己PRは自分の売り込み。
混ざらないよう、役割を分けて書きましょう。
Q. 何文字くらいが適切ですか?
A. 200〜400字が目安です。
長すぎると要点がぼやけます。
3ステップの型に沿って、簡潔にまとめましょう。
Q. 複数の会社に、同じ志望動機でいい?
A. おすすめしません。
①の「なぜこの会社か」は、会社ごとに必ず変えてください。
ここが使い回しだと、一気に説得力が落ちます。
Q. 「給料が良いから」は書いてもいい?
A. それだけを前面に出すのは、避けたほうが無難です。
待遇が本音でも、「安定した環境で、長く腰を据えて貢献したい」など、前向きな言い方に変えるのがコツです。
Q. 転職回数が多くても、志望動機でカバーできますか?
A. できます。
「これまでの経験を通じて、やりたいことが明確になった」と、一貫したストーリーで語れれば、回数のマイナスは小さくできます。
志望動機は「自分の言葉」で十分
志望動機は、立派な言葉を並べる必要はありません。
「きっかけ→経験→どう貢献したいか」を、自分の言葉で。
それだけで、採用担当の心に届きます。
大事なのは、その会社をちゃんと見て、自分と結びつけること。
うまく言葉にできないときは、プロの力を借りるのも、賢い選択です。
「志望動機づくりまで手伝ってくれる転職エージェントを選びたい」という人は、こちらの記事もどうぞ。
この記事が特に効く人
次に当てはまるなら、3ステップの型が効きます。
- どの会社にも同じ志望動機を書いてしまう
- 本音が「家から近い」系で、そのまま書けない
- 例文を写すと、嘘っぽくなって落ち着かない
- 面接で深掘りされると崩れる気がする
今夜の一歩:受けたい会社について「なぜこの会社か」を1行だけ。きれいな文章にしなくていいので、本音のかけらを言葉にしてください。