休んだ次の日が気まずい…最初の5分で消える。「ありがとうございました」から始める休み明けの朝
休んだ次の日の気まずさは、最初の5分でほとんど消えます。
やることは、上司と、代わりに動いてくれた人に「ありがとうございました」と伝えるだけ。
あとは、いつも通りに仕事をすることが、いちばんの気まずさ対策です。
何度も謝ったり、休んだ理由を長く説明したりする必要はありません。
昨日、体調を崩して仕事を休んだ。
体はだいぶ良くなったのに、職場に行くのが怖い。
「迷惑をかけたと思われていないか」「仮病だと思われていないか」。
ドアを開けたときの、みんなの視線を想像するだけで、足が重くなる。
この記事は、休み明けの朝を、気まずくせずに過ごす方法を書きます。
気まずいのは、あなただけかもしれない
まず知っておいてほしいのは、周りはそこまで気にしていないということです。
| あなたが思っていること | 周りが思っていること |
|---|---|
| 迷惑をかけたと思われている | 「体調、大丈夫かな」 |
| 仮病だと疑われている | 「風邪、流行ってるしね」 |
| やる気がないと思われている | とくに何も考えていない |
| みんなに見られている | 自分の仕事で精一杯 |
職場の人は、自分の仕事のことで頭がいっぱいです。
あなたが1日休んだことは、思っているよりずっと小さなこととして受け止められています。
むしろ、「治ってよかった」と思ってくれている人のほうが多いはずです。
前の晩に、気持ちを整えておく
休み明けの気まずさは、前の晩からもう始まっていることが多いものです。
布団に入っても、明日の朝のことばかり考えてしまう。
・朝に言うひと言を、紙に書いておく
・着ていく服や持ち物を、準備しておく
・いつもより少し早めに寝る
言うことが決まっていると、朝の緊張がかなり軽くなります。
「昨日はありがとうございました。おかげさまで良くなりました。」
この一文だけ覚えておけば、あとは何とかなります。
考えすぎて眠れないときは、「明日の最初の5分だけがんばればいい」と思ってください。
朝いちばんに、やること
休み明けの朝は、最初の5分が大切です。
① 上司に「昨日はお休みをいただき、ありがとうございました」と伝える
② 代わりに対応してくれた人にお礼を言う
③ 休んでいる間の連絡や仕事を確認する
この3つを済ませたら、あとはいつも通りで大丈夫です。
上司に→「昨日はお休みをいただき、ありがとうございました。おかげさまで良くなりました。」
同僚に→「昨日は◯◯の件、対応してくださってありがとうございました。助かりました。」
ポイントは、「すみません」より「ありがとうございました」を使うことです。
謝られると、相手も「いえいえ」と気をつかいます。お礼なら、相手も気持ちよく受け取れます。
職場に着いてから、声をかけるまで
職場に着いても、上司に声をかけるタイミングが分からないこともあります。
| 上司の状況 | 声のかけ方 |
|---|---|
| 席で落ち着いている | すぐに近くへ行って、ひと言伝える |
| 電話中や打ち合わせ中 | 終わるのを待ってから伝える |
| 朝から忙しそう | 「おはようございます」だけ伝えて、落ち着いてからお礼を言う |
| 今日は不在 | チャットやメールで短くお礼を送っておく |
タイミングを待ちすぎると、言い出せないまま一日が終わってしまいます。
迷ったら、朝のあいさつのついでに伝えてしまうのがいちばんラクです。
「おはようございます。昨日はありがとうございました」と、あいさつとお礼をひと続きで言えば、自然に済ませられます。
気まずさは、時間がたてば必ず薄れていきます。
今日を乗り切れば、明日はもうふつうの一日です。
お礼を言えたら、それだけで今日の目標は達成です。自分をほめてあげてください。
やらなくていいこと
気まずさから、ついやってしまいがちなこともあります。
| やらなくていいこと | 理由 |
|---|---|
| 何度も謝る | 相手に気をつかわせてしまう |
| 症状を細かく説明する | 聞かれていないことを話すと、言い訳に聞こえやすい |
| 1〜2日の休みで菓子折りを配る | 大げさになり、かえって気をつかわせる |
| 無理に元気なふりをする | まだ本調子でないなら、そう言っていい |
休んだ理由を聞かれたら、「熱が出てしまって」くらいで十分です。
聞かれなければ、自分から話さなくても問題ありません。
休んだことを、話題にされたとき
同僚から「昨日どうしたの?」と聞かれることもあります。
「熱が出てしまって。もう大丈夫です、ありがとうございます。」
「急に体調を崩してしまって。ご迷惑をおかけしました。」
短く答えて、「ありがとうございます」で締めると、話はそこで自然に終わります。
相手も、心配して聞いてくれていることがほとんどです。
冗談まじりに「ずる休み?」などと言われても、笑って「違いますよ」と返せば十分です。本気で言っている人は、まずいません。
たまった仕事の、片づけ方
休み明けは、たまった仕事やメールに圧倒されがちです。
焦って全部を一気に片づけようとすると、ミスが増えてしまいます。
① 上司に「急ぎのものはありますか」と確認する
② 休んでいる間のメールやチャットにざっと目を通す
③ 急ぎのものから、一つずつ片づける
④ 代わりにやってもらった仕事は、どこまで進んだか確認する
①の確認が、いちばん大切です。
自分では急ぎだと思っていたものが、実はもう対応済みだったということもよくあります。
逆に、自分では気づいていなかった急ぎの仕事が見つかることもあります。
一日で全部終わらなくても大丈夫です。2〜3日かけて元のペースに戻すくらいの気持ちでいてください。
仮病だと思われていないか、不安なとき
とくに月曜日や連休の前後に休むと、「仮病だと思われていないか」と不安になりがちです。
でも、体調は曜日を選んでくれません。
短く事実を伝えて、次の日からいつも通りに働いていれば、疑われることはまずありません。
・遅れていた仕事を、落ち着いて片づける
・分からないことは、早めに聞く
・いつも通りに、あいさつをする
信頼は、休んだかどうかではなく、休んだあとにどう働くかで決まります。
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1週間以上休んで、仕事を代わってもらった場合だけ。1〜2日の休みなら、必要ありません。
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休んだことを、次に生かす
休んだことをただの失敗で終わらせる必要はありません。
次に体調を崩したときのために、小さな準備をしておくと安心です。
・自分の仕事の進み具合を、メモやファイルにまとめておく
・休むときの連絡先を、スマホに登録しておく
・疲れがたまっていると感じたら、早めに休む
とくに1つ目は、急に休んでも周りが困らないようにするための工夫です。
「あの人は休んでも仕事が分かりやすい」と思ってもらえると、次に休むときの気まずさも減っていきます。
一度休むと、行けなくなってしまうとき
一度休んだら、次の日も、その次の日も行けなくなってしまうという人もいます。
・休んだあと、職場に行こうとすると体が動かない
・休む日が、だんだん増えてきた
・職場のことを考えると、眠れない、食べられない
こうした状態が続くなら、医療機関や、信頼できる人に相談してください。
行けない日が続きそうなときは、上司に正直に状況を伝えておくことも大切です。
連絡が途切れてしまうと、戻るときにもっと気まずくなってしまいます。
入ったばかりで休んだときの、気持ちの持ち方
入ったばかりの時期に休むと、「最初からつまずいた」と感じてしまいます。
でも、長く働いていれば、体調を崩す日は誰にでもあります。
| こう考えがち | こう考えてみる |
|---|---|
| もう悪い印象がついた | 印象は、これからの働き方でいくらでも変わる |
| 自分は体が弱い | 新しい環境で、疲れがたまっていただけ |
| みんなに迷惑をかけた | お互いさま。次は自分が誰かを助ければいい |
とくに3つ目の「お互いさま」は、覚えておいてください。
いつか同僚が休んだとき、あなたが代わりに動けば、それで十分にお返しができます。
職場は、そうやって助け合いながら回っているものです。
小さな一歩で大丈夫です。
タイプ別|いま、どれに当てはまるか
□ 休んだのは1〜2日
□ 休む連絡はきちんとした
□ 職場の人は、ふだんは優しい
このタイプは、朝のお礼だけで十分です。
□ 3日以上休んだ
□ 自分の仕事を、誰かが代わりにやってくれた
□ 忙しい時期に休んでしまった
このタイプは、代わりに動いてくれた人に、個別にお礼を伝えてください。
□ 休んだことで、強く責められた
□ 職場に行こうとすると、体調が悪くなる
□ 休む日が増えてきている
このタイプは、信頼できる人や相談先に話すのが先です。
よくある質問
Q. 休み明けに、全員にあいさつして回るべきですか
全員に回る必要はありません。上司と、代わりに対応してくれた人にお礼を伝えれば十分です。ほかの人には、いつも通りのあいさつで大丈夫です。
Q. 同僚が、休んだことを冷たく言ってきました
「ご迷惑をおかけしました」と一言返して、それ以上は気にしないでください。何度も言われるようなら、上司に相談しましょう。
Q. まだ本調子ではありません
無理をせず、上司に「まだ少し体調が戻りきっていないので」と伝えておきましょう。ぶり返して、また休むことになるほうが大変です。
Q. 長く休んだあと、菓子折りは必要ですか
1週間以上休んで、周りに仕事を代わってもらったなら、ちょっとしたお菓子を配るのもいいでしょう。ただ、なくても失礼ではありません。
Q. 休んでいる間の仕事がたまっていて、焦ります
まず、急ぎのものがどれかを上司に確認してください。全部を一気に片づけようとせず、優先順位をつけて進めれば大丈夫です。
Q. 休んだ日に、大事な会議があったと知りました
会議の内容を、上司や同僚に確認させてもらいましょう。「昨日の会議の内容を、あとで教えていただけますか」と聞けば大丈夫です。議事録があれば、それを読んでおきましょう。
Q. 休んだ翌日、上司の態度がそっけなく感じます
上司がたまたま忙しいだけのこともあります。お礼を伝えて、いつも通りに働いていれば、数日で気にならなくなるはずです。
Q. 休んだ日のお給料が引かれていました
有給休暇がまだない場合、休んだ日は欠勤扱いになり、その分のお給料が出ないことが一般的です。扱いが分からないときは、就業規則を確かめるか、担当の部署に聞いてみてください。
Q. 休んだ翌日も、まだ気持ちが落ち込んでいます
体が治っても、気持ちが追いつかないことはあります。数日たっても落ち込みが続くなら、信頼できる人に話してみてください。つらさが長引くときは、医療機関に相談するのもひとつの方法です。
Q. 在宅勤務の日の翌日に出社します。何か言うべきですか
在宅の日に休んだ場合も、出社したときに上司へ「先日はお休みをいただき、ありがとうございました」と一言伝えれば十分です。チャットで一度お礼を送っているなら、改めて言わなくても構いません。
Q. 休んだことを、取引先にも伝えるべきですか
休んでいる間に取引先を待たせてしまったなら、「先日は体調を崩しておりまして、ご連絡が遅くなり申し訳ありません」と短く伝えておくと丁寧です。
Q. 休んだ理由を、上司以外に知られたくありません
ほかの人には、「体調を崩してしまって」とだけ伝えれば十分です。詳しい理由を話す必要はありません。上司にも、話したくないことは無理に伝えなくて大丈夫です。
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お礼を伝えて、いつも通りに
① 上司に「ありがとうございました」と伝える
② 代わりに動いてくれた人にお礼を言う
③ あとは、いつも通りに仕事をする
休んだ次の日の気まずさは、最初の5分でほとんど消えます。
お礼を伝えて、いつも通りに働く。それだけで十分です。
休むときの連絡の仕方は、体調不良で休む連絡にまとめています。
休むたびに責められるような職場なら、転職エージェントの選び方も見ておいてください。
※本記事は一般的な情報の解説であり、法的助言・医学的助言ではありません。体調がすぐれないときは医療機関に、職場のことで困ったときは総合労働相談コーナー(各労働局)などの公的な窓口にご相談ください。※本記事には広告(PR)を含みます。